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「マトリックス レザレクションズ」12月公開。“変化する”トレーラーも

「マトリックス レザレクションズ」ビジュアル
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キアヌ・リーブス主演で3作が公開され、全世界で空前の社会現象を巻き起こしたアクション超大作「マトリックス」の最新作、「マトリックス レザレクションズ(原題:THE MATRIX RESURRECTIONS)」が日本を含む全世界で12月に公開される。あわせて世界初の試みとなる“インタラクティブ・トレーラー”も解禁された。予告編は9月9日の22時に全世界一斉解禁。

1999年に1作目が公開されるや、これまで誰も観たことが無い未曾有の映像体験で世界中を熱狂させた「マトリックス」。アクション映画の概念を塗り替えたアクションや、緑にきらめくマトリックス・コード、斬新な映像と撮影手法、VFXとカンフーの組み合わせなどは、映画の域を超え、映像/カルチャー/クリエイターなど、さまざまなものに影響を与えた。

そんなマトリックスの新章が全世界に上陸する。邦題の「レザレクションズ」は復活を意味する言葉。副題が「R」から始まる点もシリーズを踏襲しており、新章に相応しいタイトルとなっている。

今作はシリーズ3作目「マトリックス レボリューション」ではなく、1作目「マトリックス」の続編となる。果たして1作目の続きとして何が描かれているのか? 仮想世界=マトリックスはどうなっているのか? ネオの新たな物語はどんな展開を見せるのか。

監督はシリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキー。ネオ役としてリーブスが出演するほか、トリニティー役のキャリー=アン・モス、ナイオビ役のジェイダ・ピンケット・スミス、メロビンジアン役のランバート・ウィルソン、エージェント・ジョンソン役のダニエル・バーンハードらが続投。

さらに新キャストとして、ネオを救世主と信じ、世界の真実を伝え、彼を導くモーフィアス役に「アクアマン」のブラックマンタ役で知られるヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、ネオの宿敵エージェント・スミス役にNetflixオリジナルシリーズ「マインドハンター」で主役のFBI捜査官ホールデンを演じるジョナサン・グロフが、それぞれ抜擢された。

あわせて8日に更新された特設サイト「WhatIsTheMatrix.com」では、本作の映像とビジュアルも公開。ビジュアルは白一色の背景のなかにシリーズ1作目に登場した赤いカプセルと青いカプセルが。そのカプセルの上には“未来を選べ”の文字が描かれ、かつて主人公ネオが究極の選択を迫られた状況が再現されている。

世界初の試みとして公開されたインタラクティブ・トレーラーは、この特設サイトでどちらかのカプセルをクリックした人だけが体験できるもの。

ユーザーがアクセスした国や地域の時間帯に合わせて、リアルタイムに時間とナレーションがカスタマイズされるという機能が取り入れられており、映画のシーン映像と合わせて、自分だけにカスタマイズされた本作の世界観を体験できる。加えて、ユーザーが映像を見ている国や地域に合わせて、自動的に翻訳字幕が表示される機能も搭載。

“マトリックス・デー”に同時視聴会

1999年9月11日はシリーズ1作目が日本で劇場公開された“マトリックス・デー”。今年はレザレクションズの予告編解禁直後となることから、その前夜である9月10日の21時から1作目の同時視聴会の開催が決定した。

参加者は指定時間に同タイミングで一緒にオンラインやBD/DVDで映画を視聴。映画公式Twitterでの同時実況や、ハッシュタグ「#マトリックス復活」をつけてツイートすると、抽選でプレゼントが当たるキャンペーンも実施予定。