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シャープ、1インチカメラスマホ「AQUOS R6」にSIMフリー版

「AQUOS R6」

シャープは、ライカ監修の1インチセンサーカメラと、世界初の1Hz~240Hzで駆動するOLEDディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載した5G対応スマートフォン「AQUOS R6」のSIMフリーモデルを、9月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16万5,000円前後。カラーはブラック。

ライカ共同開発のカメラシステムを搭載

センサーやレンズの設計、画質の調整までを含めたカメラシステムを、ライカと共同で開発。スマートフォンとして最大級の1インチセンサーと、ライカのレンズ「ズミクロン」の称号を得たF値1.9、焦点距離19mm相当の7枚構成レンズを採用し、「圧倒的な集光量で暗い場所でも高感度、かつ広角から望遠までひずみを抑えた撮影を可能にした」とする。ローライトToF AF、電子式手ブレ補正も備えている。有効画素数は約2,020万画素。

スマートフォンが得意とするコンピュテーショナルフォトグラフィー(デジタル画像処理技術)も融合。デジタルズーム時にも細部の輪郭まで緻密に再現できるほか、夜景撮影時にはノイズを抑えたダイナミックレンジの広い描写が可能。「昼夜、室内外を問わず、大切な瞬間をその場の“空気感”とともに残す」という。

イン側カメラの有効画素数は約1,260万画素。F値2.3、焦点距離27mm相当のレンズを採用する。

OLEDディスプレイ「Pro IGZO OLED」は、表示コンテンツに応じて、駆動速度を自動で切り替え、高い省エネ性能と、滑らかで残像を抑えたクリアな表示を両立した。アプリをゲーミング登録することで、毎秒120回の表示更新に連動して間に黒画面を挿入し、OFF時(毎秒60回表示状態が変化)の4倍となる毎秒240回の表示状態の変化を実現。表示の条件や状態によって、リフレッシュレートの範囲は変化する。

AQUOSで初めて、10億色表示に対応し、ピーク輝度2,000nit、コントラスト2,000万:1に対応したディスプレイで、HDRコンテンツを明るく臨場感のある立体的な映像で表示。解像度は1,260×2,730ドット。

CPUは「Qualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platform 2.8GHz+1.8GHz オクタコア」で、RAM容量は12GB、ストレージ容量は128GB。生体認証は顔認証に加え、3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」を使った指紋認証にも対応している。

SIMカードスロットはNano SIM×2でDSDV(Dual SIM Dual VoLTE)に対応。このうち1基はmicroSDXCカードスロットとの排他利用となる。Bluetooth 5.2準拠で、IPX5/8準拠の防水、IP6Xの防塵仕様。バッテリー容量は5,000mAh。

OSはAndroid 11。外形寸法は162×74×9.5mm(縦×横×厚さ)で、重さは約207g。おサイフケータイ/NFCにも対応する。