JBL、低音とライティングがパワーアップした大型Bluetoothスピーカー

「PartyBox 110」

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドより、IPX4相当の防滴に対応したワイヤレスパーティースピーカー「PartyBox 110」を9月17日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は39,600円。

2019年に発売された「PartyBox 100」の後継機。133mm径のウーファーと57mm径ツイーターを2基ずつ備え、最大約160Wの出力は継承しつつ、バスレフポートを最適化することで低音を強化。「BASS BOOST」機能と合わせることで、より迫力のある低音域再生を実現し、パワフルで深みのある低音からクリアで抜けのある高音域まで音を再現するとしている。

本体中央のツイーターを外向きに配置することで、サイズを超えた広域な音場を実現。学校行事やパーティー、フィットネスやダンススタジオなど、どこでも手軽にライブ会場のような臨場感のある高音質を楽しめるとする。

本体上部に大型のジョグダイヤルを採用したことで、再生・音量のコントロールやライトショーの切り替えの操作が手軽に行なえる。また、新たに専用スマホアプリ「JBL PARTYBOX」に対応し、マイクのイコライザー設定や、場を盛り上げるサウンドエフェクト機能の操作などの新機能を搭載している。

アプリイメージ

ボディの正面に配置されたウーファーの外周をリング状のライトが囲み、華やかに光るライトショー機能を搭載。ツイーターの外周も光るようになり、従来機よりも発光面が拡大した。ライティングパターンは、従来の3種類から5種類(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)に増え、本体操作パネルから音楽やシーンに合わせて選択できる。より細かい設定やライティングカラーは専用スマホアプリからもカスタマイズできる。

Bluetooth 5.1準拠でプロファイルはA2DP、AVRCPをサポート。Bluetoothでスマホやタブレットと接続してストリーミング再生が楽しめる。2台のスピーカーを接続する「TWS(True Wireless Stereo)」モードも搭載。2台目以降は3.5mmオーディオケーブルを使用してデイジーチェーン接続することで、さらに多くの台数を追加することもできる。

Bluetooth接続のほかに、USB端子やオーディオ端子も搭載し、USBメモリや外部入力でも音楽を再生できる。USBメモリからの再生対応ファイルはMP3/WMA/WAV。そのほか、個別にゲインの設定や音量調整ができるギター入力やマイク入力端子も搭載。再生している音楽に合わせて歌うことや、ギターの練習などにも利用できる。

端子部

ワイヤレスでの最大連続再生時間は約12時間。充電時間は約3.5時間。

周波数特性は45Hz～20kHz。外形寸法は295×300×568mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約10.8kg。電源ケーブル(2ｍ)が付属する。