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JBL、運びやすくなった「PartyBox」2機種。シリーズ初ワイヤレスマイクも
2024年3月14日 13:10
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドよりパーティースピーカーの新モデル2機種と、シリーズ初のワイヤレスマイク「PartyBox Wireless Mic」を3月21日に発売する。ラインナップと直販価格は「PartyBox Stage 320」が85,800円、「PartyBox Club 120」が60,500円、PartyBox Wireless Micは2本セットで19,800円。
スピーカー2機種は、スピーカーを最大限に駆動する次世代のアンプ技術とする「AI Sound Boost」を搭載する。AIアルゴリズム・テクノロジーを使用してラウドスピーカーの動きとパワーレスポンスを予測しつつ、同時に入力信号をリアルタイムで分析。ドライバーの可能性を最大限に引き出してダイナミックレンジをフル活用することで、良質でパワフルなサウンドを引き出すという。
また、パーティースピーカーが得意とする大音量でも音の歪みを低減。高域から低域まですべての帯域で全体の音量を最大化することで、これまでにない躍動感と忠実度の高い新次元のパワフルサウンドを実現するとしている。
Bluetooth 5.4準拠で、コーデックはSBC、AACをサポートするほか、アップデートでLC3にも対応予定。Auracastにも対応することで、2台を接続したワイヤレスステレオ再生に対応するだけでなく、Auracast対応の複数のJBL製品とワイヤレスで接続してさらに大きな会場の隅々までサウンドを届けられるようになった。
有線でのデイジーチェーン接続にも引き続き対応しているため、より大きな空間にも均質に、安定的に音を届けるポータブルなPAシステムとしても使用できる。
全面の上下をライン状に彩る「プレシジョン・ライト」と星の瞬きのように輝きを放つ「スターリー・ライト」を追加し、ライティングも進化。再生している音楽のビートに合わせたきらびやかな光の演出により、視覚からも音楽を感じられるとしている。
ライティングパターンは、本体の操作パネルで、5種類(ロック、ネオン、クラブ、フロー、リップル)から洗濯できるほか、アプリからより細かい設定も行なえる。
シーンを盛り上げる機能も追加。新たに“ホーン”や”拍手”など9種類のサウンドエフェクトを楽しめる「DJエフェクトボタン」を本体天面の操作パネルに配置。また、PartyBox Stage 320の操作パネルは、演奏時や歌唱時に、とっさに音量やエコーなどを操作できるようダイアル・ノブを中央のインターフェイスに配備した。
持ち運びの利便性にもこだわり、PartyBox Stage 320には、前モデルからさらに頑丈になった大型伸縮式ハンドルと滑らかなホイールを搭載することで、キャリーケースのように転がして運ぶことができる。PartyBox Club 120は、新たに折りたたみ可能なキャリングハンドルを筐体天面に搭載した。
2機種ともIPX4相当の防水対応で、屋外で使用している際の突然の降雨や、プールサイドなどでの水しぶきを浴びて問題なく使用できる。ともに電源ケーブルが付属する。
外形寸法/重量は、PartyBox Stage 320が335×385×669mm(幅×奥行き×高さ)/16.5kg、PartyBox Club 120が289×297×570mm(同)/11.1kg。
PartyBox Wireless Mic
マイク正面の音声を収音するカーディオイド型の単一指向設計のため、周囲の不要な音を取り込まずにクリアな声を演出。JBLカラーであるオレンジの差し色が入ったブラック筐体で、PartyBoxとマッチしたデザインとしている。
2.4GHz無線方式で接続し、1つのドングルで2本まで接続可能。約30mと有線時よりも離れた距離まで、コードが絡む煩わしさもなく、簡単に使用できる。ドングルのプラグ部は6.3mmアナログ端子。
バッテリーを内蔵し、マイクは最大20時間、ドングルは最大12時間連続使用が可能。急速充電にも対応し、10分の充電で2時間使用できる。USBケーブルが付属する。