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「ワイスピ」ポール・ウォーカーに捧げるGRスープラ。3台限定

特別仕様のGRスープラ(画像はイメージ)

トヨタのオフィシャルチューナーであるTOM’Sと月刊誌「Safari」は、映画「ワイルド・スピード」シリーズで知られる故ポール・ウォーカーに捧げるスポーツカー「GRスープラ」の特別仕様車を3台限定で販売する。価格は1,297万円。エントリー制での販売で、応募多数の場合は抽選となる。応募期間は10月31日の23時59分まで。

購入応募は「Safari」公式オンラインショッピングサイト「Safari Lounge」で受け付けている。

ウォーカーは「ワイルド・スピード」シリーズで、トヨタ車「スープラ」をドライブするブライアン・オコナーを演じ人気を集めた。また自身もスポーツカー好きで、映画でもドライブした通称“80スープラ”をプライベートで所有していた。

そんなスープラは今年で誕生から35周年を迎え、通称“90スープラ”と呼ばれるGRスープラに進化し、「世界中のクルマ好きが一目置く真のスポーツカーとしてますます存在感を高めている」という。

今回の特別仕様車は、ウォーカーが「もしもGRスープラをカスタムするとしたら?」をテーマに、GRスープラのカスタムバージョンをSafariが企画。トヨタのオフィシャルチューナーとしてGRスープラを知り尽くすTOM’Sが開発を手掛けた。

特別仕様車では、GRスープラ RZ 2020年発売モデルをベースに、ウォーカーがプライベートで愛した“80スープラ”のカラーにちなみ、ボディカラーにマットホワイトを採用している。「マットカラーは黒やグレーが主流の中、この色のGRスープラは唯一無二の存在」とのこと。

ワンオフで制作されたリヤウイングを装備(画像はイメージ)

またウォーカーが乗るクルマはリヤウイング付きが鉄板だったといい、カスタムの目玉としてワンオフでリヤウイングを制作。GRスープラにフィットするよう流麗なデザインに仕上げられた。

「特別なモデルには特別な速さを」として、カスタムパーツとして“トムス パワーボックス”を採用。エンジンの制御を最適化することでブースト値を上昇させ、耐久性を落とすことなくパワーとトルクの向上を実現した。その結果、最高出力はノーマルモデルの387psから426psへと引き上げられている。搭載エンジンは3リッター直列6気筒ツインスクロールターボで、トランスミッションは8速スポーツAT。

足回りにも改良が加えられ、走りのプロも絶賛するという車高調サスペンションキットに換装。伸び側・縮み側の減衰力独立調整機能の採用により、あらゆる走行状況に合わせた調整が可能で「ノーマルとはひと味違う走りが楽しめる」とのこと。

風格ある足元には、20インチのアルミ鍛造2ピースホイール「BBS LM」を採用。そのほか、ウォーカーの走りのイメージをもとに、シートや内装などもカスタム。高級感とレーシーなテイストにあふれた仕様で「特別なGRスープラを実感できる」という。