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Xbox Series X|SがDolby Vision対応。100以上のタイトルで利用可能

米Microsoftは現地時間の9月28日、発売中のゲーム機「Xbox Series X|S」がDolby Visionに対応したと発表した。すでにDolby Atmosにも対応しており、両技術をサポートした初めての家庭用ゲーム機となった。

「Halo Infinite」など発売予定のゲームも含めて、100以上のタイトルがDolby Visionに対応予定。対応タイトルではより鮮やかな色調やコントラストの高い映像により、さらに没入感の高いゲーム体験ができるという。Dolby Vision対応タイトルでも、レイトレーシングやALLM、VRR、最大120Hzまでのリフレッシュレートといった次世代ゲーム機ならではの機能を利用できる。

XboxとDolbyは、ゲームデベロッパーと協力し、開発中のゲームがDolby Visionの効果を最大限に活用できるツールも提供。このツールはXboxプラットフォームに組み込まれた機能を利用することも、ゲームエンジンに直接実装することもできる。

さらに、すでに発売中のHDR10/オートHDR対応作品でもDolby Visonの効果を得られるよう、Dolbyと協力。対応テレビにXbox Series X|Sを接続し、Dolby Visionを有効にすると、Xbox側で映像を強化し、「ほかのゲーム機では味わえないリッチで没入感のある体験を提供する」とのこと。

自身のテレビがDolby Visionに対応しているかは、Xboxの設定メニューにある「テレビ&ディスプレイ設定」の「4Kテレビ詳細」から確認できる。Dolby Visionを有効にするには、テレビ&ディスプレイ設定の「ビデオモード」から設定を有効にする必要がある。

Xbox Series X|Sでは、配信中のアプリ「Dolby Access」と、発売中の「Xbox ステレオ ヘッドセット」と「Xbox ワイヤレス ヘッドセット」を組み合わせることでDolby Atmosによる立体音響でゲームも楽しめる。