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LUMIX DC-BGH1/GH5S動画性能向上。Blackmagic RAW記録など

パナソニックは、ミラーレス一眼カメラ「LUMIX G」シリーズの「DC-BGH1/GH5S/G9」向けに、動画性能などを向上させるファームウェアを11月4日より公開。機種により、追加される機能は異なるが、DC-BGH1/GH5SではBlackmagic Design製レコーダー「Blackmagic Video Assist 12G HDR」へのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応し、Blackmagic RAW記録が可能になる。

DC-BGH1/GH5Sの動画記録性能強化

Cinema4K(4,096×2,160ドット)、アナモフィック3.7K(3,680×2,760ドット)の動画RAWデータ出力がHDMIから可能になり、Blackmagicの「Blackmagic Video Assist 12G HDR」に、Blackmagic RAWで記録できる。

撮影後にBlackmagicのソフト「DaVinci Resolve Studio」ですぐに編集できるなどポストプロダクションへの対応力が強化される。

DC-BGH1/GH5S/G9の撮影時の利便性向上

LUMIX Gシリーズレンズのフォーカスリング操作において、回転速度に対して移動量可変でピントを移動する「ノンリニア方式」に加え、回転量に対して移動量固定でピントを移動する「リニア方式」への切り換えが可能になる。

リニア方式では、任意の回転角を選択でき、撮影者の意図に沿ったピント送りをサポートする。なお、リニア/ノンリニア設定は、対応するレンズのファームウェアアップデートが必要。対応レンズは2021年10月現在でH-E08018/H-X1025/H-X2550/H-ES12060/H-ES50200/H-RS100400/H-XA025/H-ES200/H-HSA12035/H-FS12060/H-HSA35100/H-FSA45200/H-FSA100300。

DC-BGH1の機能追加

カメラ制御ソフト「LUMIX Tether for Multicam」を用いた静止画撮影時に、12種類のフォトスタイルが選択可能になる。さらに、FnボタンにHDMI RAW データ出力のON/OFF機能を追加。

カメラ制御ソフト「LUMIX Tether for Multicam」経由のパワーズーム操作に対応し、LUMIX Tether for Multicam Ver.1.3を使用することで、パソコンからパワーズーム対応のLUMIX Gシリーズレンズを用いたズーム操作が可能になる。対応レンズは2021年10月現在でH-PS14042/H-PS45175。