ニュース

NUARL、日本発の技術を積極採用。LDACとPentaconnから

LDAC採用の完全ワイヤレスイヤフォン「X47(仮称)」のデザインイメージ

エム・ティ・アイは、NUARLの5周年記念企画第5弾として、日本発の技術を世に広めるため、今後の開発製品へ積極的に取り入れると発表。まずはソニーが開発したBluetoothコーデックのLDACを採用した完全ワイヤレスイヤフォン「X47(仮称)」、日本ディックスが開発した「Pentaconn」採用のリケーブル対応有線イヤフォン「X147(仮称)」の開発着手を明らかにした。2022年Q2発売が目標。

両モデルとも、現在開発中の新型NUARLドライバーを搭載した初の製品としてリリースし、すでに発表済みのQualcomm Snapdragon Sound搭載完全ワイヤレスイヤフォン「X77(仮称)」と同時期の発売を予定する。

LDACを採用したX47(仮称)は、カナル型の完全ワイヤレス。ダイナミック型フルレンジの新型NUARLドライバーを1基搭載する。HDSS(High Definition Sound Standard)や、アクティブノイズキャンセリング機能、外音取り込み機能なども採用する。

そのほか、通話騒音を低減するマイクや左右独立通信機能、IPX4以上の防水仕様も備える。iOS/Android向けに専用アプリも用意する。

Pentaconnを採用した有線イヤフォン「X147(仮称)」のデザインイメージ

有線モデルのX147(仮称)もダイナミック型フルレンジの新型NUARLドライバーを1基搭載する。HDSSを採用し、ハイレゾ音源の再生に対応する。

筐体は6軸CNC切削加工の金属製で、Pentaconn端子によるリケーブルに対応。7N OCC8芯捻り相当のケーブルや専用収納ケースが付属する。さらに音質チューニング変更機能も搭載する予定。

なお、これらのデザイン・仕様は変更になる場合もある。