ニュース
ORION、真空管ハイブリッドアンプ×和紙スピーカー搭載サウンドバー
2021年12月9日 15:51
ドウシシャは、ORIONブランドより真空管ハイブリッドアンプを搭載したBluetoothサウンドバー「SBS-900BT」を発売する。価格は29,800円。
独自の和紙素材を使用したW-RPMスピーカー搭載し、真空管ハイブリッドアンプを組み合わせることで、普段使いで高音質が楽しめるサウンドバーとしている。インテリアにもなじむ木目調筐体を採用した。
アンプの音質を左右する一次段に真空管回路を組み込み、最終段にデジタルアンプを組み合わせた真空管ハイブリッドアンプとすることで、きめ細やかで厚みのある音質を再現。本体上部から真空管部が見られるようになっており、電源をオンにすると真空管部がオレンジ色に光る仕組み。
スピーカーは2wayバスレフタイプで、フロント側に4.5cm径フルレンジドライバー×4基、ウーファーにW-RPM7.5cm径ドライバー×2基搭載。
W-RPM(Washi―Relative Pulp Mold)スピーカーは、スピーカー表面に一万円札の原料である和紙素材「三椏(みつまた)」を採用し、裏面には柔らかいパルプ材を使用。ハリのある中高音を再生し、内部損失を大きく取りながら豊かな低音を再生するという。
Bluetooth 5.0準拠で、スマホやタブレットに入っている音源を無線接続で再生できる。プロファイルはA2DP/AVRCPをサポート。コーデックはSBCのみ。
入力端子はHDMI×1系統、光デジタル×1系統、RCA×2系統。出力端子は3.5mmのヘッドフォン出力を備えている。HDMI端子はARCに対応し、テレビなどの外部機器が1本のケーブルで接続できる。そのほかUSB端子も備え、32GB以下のUSBメモリからMP3/WMAファイルの再生が行なえる。
アンプ部の定格出力は、10W+10W、ウーファー20Wの総合40W。イコライザー機能も備え、FLAT/NEWS/MOVIE/GAME/MUSIC/S-BASS/LOUDNESSの7プリセットを用意。消費電力は動作時40W、エコパワースタンバイ時0.5W。
付属の壁掛け用金具で壁への取り付けも可能。外形寸法は900×127×65mm(幅×奥行き×高さ/突起物除く)。重量は3.9kg(本体のみ)。リモコン、光デジタルケーブル、ACアダプター、壁掛け用金具、金具用ネジなどが付属する。