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光城精工、パワースイッチ搭載のオーディオ向け電源タップ
2022年1月17日 08:00
光城精工は、電源タップの新製品として、Crystalシリーズにスイッチ機能を搭載した「Crystal R5.1」を2月17日に発売する。価格は39,600円。発売記念キャンペーンも実施。1月17日から2月11日正午注文分まで、30セット限定で、電源ケーブル「KS-0P-2m」(通常4,900円)が無料で付属する。なお量販店、大手ECサイトはキャンペーン対象外。
「Crystal 6.1」にスイッチ機能を取り入れた電源タップ。パワースイッチ1つで、接地極付3Pコンセント+2Pコンセントの全出力(6口)に対し一括でON/OFFが可能。音質劣化を防ぐためにパワースイッチを備えていないオーディオ機器や、音楽製作現場で使われるDTM(デスクトップミュージック)周辺機材の電源タップとして利用できる。
パワースイッチ部は、電気的性能(耐インラッシュ電流150A)および音質的にも実績あるという英国Arcolectric製を採用。「音質+利便性の両面において克服することに成功した」としている。
トップカバー/ボトムシャーシ/サブシャーシの3パーツで構成した、M.I.S.(Mechanical Isolation System)を採用。インレット、コンセント、パワーSW他あらゆるパーツをサブシャーシに搭載し、外装ケースから独立(宙吊り)させることで、電源タップに影響をおよぼす外部からの不要振動を減衰する。トップカバーとサブシャーシの結合部には、超低周波から超音波領域まで減衰可能な制振合金のM2052スペーサ(非磁性体)に変更採用し、不要振動の減衰をより強化した。
また、M.I.S.をより効果的なものにするため、大型のコンセントプラグやインレットプラグが挿入された場合でも、外装ケースにプラグが触れないよう適切な距離感で各パーツをマウントしている。
3つのパーツから構成されるボディは、トップカバーがアルミ製。ボトムシャーシ、サブシャーシがスチール製となっている。設置面からの振動の影響を直接受けるボトムシャーシは、2.0mm厚と強化。振動吸収シートにはTAOC製振動吸収シートを採用し、振動抑制効果とボディ全体の剛性を高めている。
電源ラインの配線素材は、表皮効果を積極的に活用した単線素材を継承し錫メッキ1.6mmを採用。電源ラインはインレットからパワースイッチを経由したのち、各出力コンセントはロスなく伝達できるようストレート配線にすることで、外装ケースに一切触れないように配慮した。
Crystal 3PやC1P等の連結機能を搭載したモデルをインレット部に差し込み、連結プレートで固定することで、電源タップ同士の連結にも対応する。
そのほか、コンセントの取り付け方向と適切な距離を確保することで、大型のACアダプタ使用しても隣接するコンセントを塞ぐことなく利用できる。コンパクトなボディでオーディオシステムの背面などの隙間に設置でき、電源周りの配線を整頓できるとしている。
コンセントは3P×5口、2P×1口。電圧はAC100V。容量は1,500VA。周波数は50/60Hz。外形寸法は59×363×37mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1,080g。