ニュース

マーベルドラマ初のダークヒーロー「ムーンナイト」3月配信

「ムーンナイト」
(C)2022 Marve

Disney+は、マーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズで初めてダークヒーローを主人公に据えた実写ドラマ「ムーンナイト」を、3月30日の17時から日米同時配信する。主演は「スターウォーズ」シリーズでポー・ダメロン役を演じたオスカー・アイザック。配信に先駆けてムーンナイト誕生の瞬間を捉えた最新映像も公開された。

多重人格のヒーローを主人公に、彼の苦悩と葛藤に揺れる日々をドラマチックかつミステリアスに描く作品。アイザックは国立博物館のギフトショップで働く温厚で、うだつの上がらない主人公のスティーヴン・グラント/ムーンナイトを演じる。

マーベル・スタジオ『ムーンナイト』|予告編|Disney+ (ディズニープラス)

公開された映像は「現実か夢か、区別がつかない――」と意味深なセリフを放つスティーヴンの姿からスタート。スティーヴンは睡眠障害を持ち、夢の中で度々白いスーツを着た何者かと対峙するが、それが現実で起こっていることか、ただの夢か区別がつかない。夜通し何度も脳内にささやく声、悪夢にうなされ、自分で足を縛り付けたベッドから飛び落ちる朝。仕事場では「役立たず」と罵られ、スティーヴンは幻覚に怯える日々を過ごしていた。

ある日、自室の見知らぬ携帯電話が鳴り響き、“マーク”と知らない名前を呼ばれ困惑する――。自分は誰なのか、何に怯えているのか。そして、ついには無意識の内に銃を握っていたり、戦いに巻き込まれたり、自分の中に“自分以外の誰か”が潜んでいることに気づき始める。そして、スティーヴンは、彼の内に残酷なもう一人の人格<マーク・スペクター>が潜んでいることをやがて知ることとなる。

コントロールできない残虐な“もう一人の自分”の存在……。そして、「狂気を受け入れろ」という声が聞こえた瞬間、真っ白なスーツが身を包む。暴力と残虐性に満ちた、もう一つの人格<マーク・スペクター>が現れ、彼に狂気が宿る時、マーベル・スタジオ初のダーク・ヒーロー<ムーンナイト>が誕生する――。

ムーンナイトに立ちはだかるヴィランを務めるのは俳優だけではなく、脚本および監督、舞台演出、小説を手掛け、幾度もアカデミー賞にノミネートされた、イーサン・ホーク。監督にはカンヌ映画祭「ある視点」部門への選出歴を持つ、エジプト出身の新進気鋭監督モハメド・ディアプ、さらにインディペンデント系ホラー映画を手掛けてきたジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッドのコンビが抜擢された。脚本はジェレミー・スレイター。

Disney+ (ディズニープラス)