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今日16時配信開始のマーベル新作「ムーンナイト」、特別映像公開
2022年3月30日 08:30
MCU史上最もダークでミステリアスなヒーローを描いた、マーベル・スタジオの最新ドラマシリーズ「ムーンナイト」。3月30日16時からのDisney+配信開始に先立ち、主演のオスカー・アイザック、ヴィランを演じるイーサン・ホーク、そしてMCU全作品のプロデューサーを務めるケヴィン・ファイギらが本作の魅力を解説する特別映像が公開された。
MCUに新たに登場したミステリアスな闇のヒーロー“ムーンナイト”の禍々しい変身シーンから始まる本映像。これまで「スター・ウォーズ」シリーズや、「X-MEN:アポカリプス」「DUNE/デューン 砂の惑星」などに出演してきたオスカー・アイザックは、「これはキャラクターに焦点を置いた物語だ。私たちの役目は最もドラマティックな部分に焦点を当てること、そしてメンタルヘルスに関わる部分を真摯に扱うことだった」と作品全体のテーマや、ムーンナイトを演じる上で気を付けたことを語った。
オスカーが演じるのは、国立博物館のギフトショップで働く、いかにも平凡な男スティーヴン。彼は夜通し悪夢にうなされ、身に覚えのない“狂気に満ちた残酷”な記憶が蘇るなど幻覚に怯える日々を過ごしていた。自分はいったい誰なのか? 何に怯えているのか? 頭の中に響くのは“もう一人の自分”の声……。コントロールできないその人格を受け入れたとき、暗殺者のマークが現れ、マークに“ある力”が宿るとき、白スーツに身を包んだ闇のヒーロー・ムーンナイトが誕生する。
そんな“複数の人格”をもつ闇のヒーローの前に立ちはだかるヴィラン、アーサー・ハロウを演じるのは、脚本・監督、舞台演出、小説を手掛け、幾度もアカデミー賞にノミネートされているイーサン・ホーク。彼は「この作品の素晴らしいところは、全く新しい世界で新たなヒーローに出会えるところだ。ドラマのあらゆる部分に“二面性”があり、きっとこれまでの常識を大きく覆すことになる」と、イーサンならではの視点で本作の特徴を説明する。
そして、スティーヴンの中に潜むもうひとりの人格マークをよく知る女性考古学者のレイラを演じるメイ・キャラマウィは「まるで『ファイト・クラブ』と『インディ・ジョーンズ』が融合したみたいにダーク、壮大で超自然的な世界観ともつながっていて素晴らしいの」と映画史に残る名作たちにも引けを取らない、本作の独特の世界観を表現した。
映像では、月夜に照らされ、一目でその凶暴性が伝わってくるほどの迫力を備えたムーンナイトの姿が映し出されているが、プロデューサーのケヴィン・ファイギは「ムーンナイトは素晴らしいキャラクターで、ビジュアルもすごく独特なんだ」と、ダークでミステリアスな姿について自信を覗かせる。
「ムーンナイト」は、3月30日16時より日米同時配信開始、Disney+にて独占配信する。