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部屋のどこにでも置ける“レイアウトフリー”ビエラ。活用写真公開

レイアウトフリーテレビ「TH-43LF1」

パナソニックは、チューナーと本体をワイヤレスで連携させる事で、テレビを部屋のどこにでも配置できるレイアウトフリーテレビ「TH-43LF1」(実売24万円前後)を発売中。その便利さや魅力がわかる、使用イメージ写真と、クリエイティブディレクター南貴之氏のコメントを公開した。

レイアウトフリーテレビは、セパレートされたチューナー部を採用することで、本体に繋ぐアンテナ線を省略でき、 電源だけ取れれば部屋のどこにでも配置できるテレビ。使用状況や内装に合わせて気軽に置き場所を変えられるのが特徴。

セパレートされたチューナー部を採用

さらに、1本のポールで本体を支えるシンプルでスマートな構造と、正面からロゴを無くしたミニマルデザインにより、インテリアにも馴染みやすく、過剰に主張しないのも特徴。

正面には通常見られる文字やロゴの類は無い。パナソニックのブランドロゴは淡いトーンで本体の上側にさりげなく配置

デザインはミニマルながら、4K放送もネット動画視聴、スマホの写真を表示するといった機能は豊富に備えている。

クリエイティブディレクターの南貴之氏

2008年にalphaを設立し、数々のショップディレクションや空間デザイン、ブランディングに携わっているクリエイティブディレクターの南貴之氏は、「僕がインテリアが好きな人たちと話していると決まって出てくるのが“テレビの置き場所”という話題でした。完璧なデザインの名作家具でも、素晴らしい空間でも、置き場所や見た目の制限が大きいテレビによってどうしてもその魅力が損なわれてしまう。乱暴に言ってしまえば、テレビを邪魔だと感じていた人が多かったように思います」とコメント。

南氏自身も、新しい物件を見る際はまずアンテナ線のジャック位置を確認するなど、テレビの設置位置に悩んでいたという。

レイアウトフリーテレビであれば、そうした悩みを解消可能。「コンセントだけあれば部屋のどこにでもテレビが置ける。背面もフラットだから、壁を背負わせなくてもOKです。キャスター付きで、観ない時には部屋の隅に移動させられるのもすごくありがたい。何より見た目がミニマルで、僕が好きな世界中の家具とも違和感なく馴染んでくれました」と魅力を語る。

従来のテレビは壁際設置が前提で、背面には多くの端子や排熱口が並んでいるが、TH-43LF1では配置の自由度が高まったことで、起伏を押さえたフラットな背面デザインを採用

「日本は海外に比べて狭い物件が多く感じていて、多くの人がインテリアを楽しむ上で大きな障害になるのもそんな部分だと思います。僕がミニマルな空間が好きだと言うこともありますが、そうでなくとも極力無駄な要素を部屋から無くして、余白を活かすことは洗練された住まいを作る第⼀歩のはず。それを妨げないテレビというのは、すごく画期的なことだと思います。テレビの場所に制限されず、好きな場所に家具が置けるっていうのは本当に素晴らしいことだなと。これまで、お部屋でのテレビの置き方や見え方に少しでもストレスを感じたことがある方たちは、ぜひこの『TH-43LF1』に触れてみてください。デザインにも無駄がなくて洗練されたレイアウトフリーテレビ、きっと悩みを解消してくれると思いますよ」(南氏)。