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オーテク、プロ用モニター入門機を無線化した「ATH-M20xBT」

「ATH-M20xBT」

オーディオテクニカは、プロフェッショナルモニターヘッドフォン「ATH-M20x」の音質を引き継いだワイヤレスヘッドフォン「ATH-M20xBT」を、2月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円前後。

確かな音質と快適な装着性、耐久性の高さなどから世界中のエンジニアに愛され、プロの現場でも活躍している同社のモニターヘッドフォン「Mシリーズ」より、入門機にあたるATH-M20xの音質を引き継いだオーバーイヤータイプのワイヤレスヘッドフォン。

強磁力マグネットを採用した40mm径CCAWボイスコイルドライバーを搭載し、広帯域かつフラットな特性で「解像度の高いモニタリングができるATH-M20xの音質を、ワイヤレスで持ち運べる」とする。再生周波数帯域は5Hz~32kHz、インピーダンスは36Ω、出力音圧レベルは100dB/mW。

遮音性を高める楕円形状のイヤカップ

遮音性を高める楕円形状のイヤカップを採用。大音量の環境下でも優れた遮音性を発揮する、耳を覆うオーバーイヤースタイルを採用している。プロ仕様のイヤーパッドとヘッドバンド素材により耐久性を確保しながら、オーバーイヤーヘッドホンとしても最軽量クラスの重さ約216gで、長時間でも快適に使用できる。

Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはAAC、SBC。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポートする。音と映像のズレを抑え、動画やゲームが楽しめる低遅延モード(Low Latency Mode)、2台のBluetooth機器に同時接続できるマルチポイントにも対応。有線接続用に長さ1.2mのケーブルも付属。ケーブルのプラグはL型の3.5mmステレオミニ。

連続音楽再生時間は最大約60時間。充電時間は約4時間で、10分の充電で約3時間使用できる。USB Type-A to Type-Cケーブル(長さ30cm)を付属し、さまざまな環境下で充電が可能。

エレクトレットコンデンサー型の全指向性マイクを内蔵しており、スマートフォンやPC、タブレットを通して、ヘッドフォンだけで通話が行なえる。Siri/Googleアシスタントの呼び出しも対応。ハウジング部にボタンを備えて、音楽再生中や通話の際、手元を見ることなくダイレクトに操作が可能。指がかかりやすく押しやすいボタンを採用した。Android端末との接続時は、簡単にペアリングが可能なFast Pairも利用できる。

付属のUSBケーブルと有線接続用ケーブル