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HOLBORNE、真空管/FETハイブリッドのプリメインアンプ

「Passion」

ユキムは、HOLBORNEブランドのプリメインアンプ「Passion」を3月に発売する。価格は160万円(税別)。

最短のシグナルパスを活かしたシンプルな構成で、際立った純度と鮮度豊かなサウンドが特徴だというインテグレーテッドアンプ。独自の真空管/FETハイブリッド技術を採用し、コンパクトな設計の中で音楽のダイナミクスと豊かなディテールを提供するとしている。

プリアンプは存在せずハイゲインブロードバンドのFET-TUBEボルテージアンプによる可変ゲイン(+26dB~40dB)で、スピーカーの能率に合わせた音量調節を可能にしているという。

同じ基板上にあるパワーアンプセクションは、一種の電子式トランスで、高い入力インピーダンスに対し出力インピーダンスを極端に低くすることで(ダンピング・ファクターが高い)、入力と出力の誤差を完全に修正できるとしている。

フォノアンプは、FET-TUBEアクティブ回路からのパッシヴRIAAフィルタリング経由で、広帯域、高ゲインのシングルステージ設計になっている。

入力端子はフォノ(MC)×1系統、ライン×4系統。出力端子はプリアウト×1系統。出力は70W+70W(8Ω)。入力感度は、ライン入力が最大0.55V、フォノ入力が0.5mV。周波数特性は20Hz~100kHz。全高調波歪は0.1%以下。

外形寸法は430×330×101mm(幅×奥行き×高さ)。重量は13kg。

本体背面