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Netflix、タイムトラベルSF映画「アダム&アダム」3月11日配信

「アダム&アダム」キービジュアル

Netflixは、映画「フリーガイ」のライアン・レイノルズとショーン・レヴィ監督がタッグを組んだNetflix映画「アダム&アダム」を、3月11日から全世界独占配信する。配信に先駆け、1980年代SFアドベンチャー映画らしさに満ち、アクション満載の予告編とキービジュアルが公開された。

2050年の世界からタイムトラベルで過去へ向かった戦闘機パイロットのアダム・リード(ライアン・レイノルズ)が、12歳のアダム自身と出会い、世界を救うために奮闘するタイムトラベル・アドベンチャー。共演には「アベンジャーズ」シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロや、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのガモーラ役を務めるゾーイ・サルダナなども名を連ねる。

科学技術が発達した2050年―。戦闘機パイロットのアダムは、あることをキッカケに“タイムトラベル技術の発明を阻止し、未来の世界を救う”という超重大ミッションに挑むことに。成功のカギを握る“2018年”に向かったアダムはアクシデントに見舞われ、“2022年”の世界に不時着してしまう……。そこで出会ったのは、いじめられっ子だけど生意気盛りな12歳の自分自身!?

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「E.T.」など'80年代のSFアドベンチャー映画にオマージュを捧げ贈る本作。解禁された予告編では、ふたりのアダムが徐々に絆を育みながら、時空を超えた壮大な冒険へと挑んでいく姿が映されている。

Netflix映画「アダム&アダム」予告編

アダムの妻ローラ(ゾーイ・サルダナ)とともに、謎の敵からの容赦ない追跡に遭う“アダム&アダム”。SF感満載な戦闘機をはじめとして、物体を通り抜けるスーツや、超小型爆弾、ショットガンなど、さまざまな未来的ガジェットも多数登場。

さらに予告編では、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)入りも示唆されている“デッドプール”役でおなじみのレイノルズが、「多元宇宙(マルチバース)なんてない。映画の見すぎだな」とMCUを強烈にイジるセリフや、「スター・ウォーズ」でのルーク・スカイウォーカーとダース・ベイダーの対決シーンを思わせる、ライトセーバーらしき武器を使ったアクションなど、数々の名作映画を思わせる遊び心も豊富。

そして、最初はかみ合わないふたりのアダムも、冒険を通じて次第に不思議な絆で結ばれていく。大人のアダムが「どうして賢いの?」と12歳のアダムに問いかけると、「どうしてバカなの?」と強烈な返しを食らうなど、“どちらも自分”というまさかの異色すぎる名コンビ誕生も予感させる。

あわせて公開されたキービジュアルも、「スター・ウォーズ」シリーズやMCU作品らしさも感じされる壮大な仕上がりとなった。

本作は昔亡くなったアダムの父(マーク・ラファロ)が生きている時代に会いに行くという“親子の物語”でもある。レイノルズは「コメディと気楽さを織り交ぜた不思議な感覚がありながら、心の奥まで響いてくる感動に満ちている。アクションとアドベンチャーという素晴らしい要素もあるんだ。そして、本作のように自分自身の人生を深く反映した映画は、個人的にはあまりないよ」と、本作の“ポップコーンムービー”らしさを語りつつ、自身の父への思いを作品に込めたことも打ち明けている。

レヴィ監督も「とてもノスタルジックで、“映画はこうあってほしい”と願う象徴のような作品。夢と冒険がいっぱいで、願いがかなうストーリー、そして笑えて心温まる作品だよ!」と自信を覗かせた。