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ハイレゾ配信Live Extremeが「LURU HALL」に導入

和歌山県和歌山市にあるホール「LURU HALL」

ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応したコルグの動画配信システム「Live Extreme」が、和歌山県和歌山市の「LURU HALL」に常設導入されることが決定した。コルグ系列スタジオ以外では初めての導入となる。

Live Extremeは、最大4Kの高解像度映像とともに、ロスレス/ハイレゾ・オーディオ(最大PCM 384kHz/24bit、DSD 5.6MHz)をライブ配信できるシステム。

LURU HALLは、内田音響設計室の内田匡哉氏設計の本格的なコンサートホールの機能を備えたライブスペースで、2020年3月よりバイノーラル録音を用いたストリーミングサービス「Binaural LIVE」を展開している。このLURU HALLの持つ高い録音技術とLive Extremeのハイレゾ配信技術が組み合わさることで、より臨場感の高い配信が実現するという。

「邦楽 2.0 Binaural × Live Extreme」

導入後の配信第1弾として「邦楽 2.0 Binaural × Live Extreme」が配信される。

邦楽 2.0は、Japanese Guitar の提唱者 渥美幸裕が伝統邦楽の担い手達と共に主宰するプロジェクト。日本の伝統邦楽のもつ魅力、大きな特徴である「呼吸」と「間」を、西洋楽器のギターを通して世界に発信し、次世代への継承・進化を目指している。

本作品は、12月にLURU HALLで行なわれたライブ公演をハイレゾ、バイノーラル収録したもの。より音の世界に没頭できるよう、ライブ映像にはモノクロ処理が施されている。

配信フォーマットは、音声が96kHz/24bit、48kHz/24bit(LPCM)で、映像が1,920×1,080。配信プラットフォームはeContentで、視聴料金は3,000円。視聴券申し込みから1カ月間の視聴が可能で、期間中は何度でも視聴できる。