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「ドライブ・マイ・カー」がアカデミー国際長編映画賞を受賞

(C)2021『ドライブ・マイ・カー』製作委員会

米国現地時間3月27日に開催された第94回アカデミー賞で、村上春樹氏の同名短編小説が原作の映画「ドライブ・マイ・カー」が国際長編映画賞を受賞した。本作は日本映画として初めて作品賞、脚色賞にもノミネートされていたが、2部門とも受賞はならず。どちらも「コーダ あいのうた」が受賞している。

濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」は、カンヌ国際映画祭では日本映画としては史上初となる脚本賞を受賞したほか、第79回ゴールデングローブ賞では非英語映画賞(旧・外国語映画賞)を日本映画として62年ぶりに受賞するなど、これまでに70以上の賞を受賞し、世界的に高い評価を受けている。出演は西島秀俊、三浦透子、霧島れいか、岡田将生ほか。

アカデミー賞では、国際長編映画賞と作品賞、脚色賞、監督賞にノミネートされ、2008年公開の滝田洋二郎監督作「おくりびと」以来となる国際長編映画賞(旧・外国語映画賞)に輝いた。なお、監督賞は「パワー・オブ・ザ・ドッグ」のジェーン・カンピオン監督が受賞している。

「ドライブ・マイ・カー」は国内で2021年8月20日に劇場公開されており、3月28日時点でも一部劇場で上映中。2月18日には「ドライブ・マイ・カー インターナショナル版」としてBlu-ray&DVDも発売された。価格はBlu-ray+DVDのコレクターズ・エディションが7,150円、Blu-ray版が5,170円、DVD版が4,180円。発売元はカルチュア・パブリッシャーズ。

コレクターズ・エディションには、特典映像として「DOWN THE ROAD The Making of “DRIVE MY CAR”」や濱口監督と主演・西島秀俊との対談、初日舞台挨拶、予告編集などを収録。封入特典としてブックレットが付属する。