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Audeze、高域特性改善した平面駆動ヘッドフォン「LCD-X 2021」

「LCD-X 2021」

完実電気は、米Audezeブランドの平面駆動型ヘッドフォン「LCD-X 2021」と「LCD-XC 2021」を、4月7日に発売した。どちらも価格はオープンプライスで、直販価格は開放型のLCD-X 2021が207,790円、密閉型のLCD-XC 2021が220,000円。

同社を代表する平面駆動型ヘッドフォン「LCD-X」に、レコーディングスタジオで、ミックスダウンやマスタリング等を担当する現役エンジニアからの要望をもとにしたバージョンアップが施された。

現役のスタジオ・エンジニアからの要望を中心にバージョンアップが施された

主な改善点として、現役のスタジオ・エンジニアから特に改善が強く要望されたという高域特性を改善。周波数帯域-4kHz付近を中心に音質改善が施された。

またドライバーのマグネット構造やFazor waveguideの形状も改良。フィッティングだけでなく、優れた遮音性と質の高い低音再生を実現した新規設計イヤーパッドも採用した。これらの改良で培った技術やノウハウは、フラッグシップモデル「LCD-5」の開発にも大きく貢献しているという。

密閉型の「LCD-XC 2021」

密閉型のLCD-XC 2021は、ハウジング素材にカーボンを採用。開放型のLCD-X 2021は、適切な傾斜が与えられたアルマイト処理加工済みアルミニウムを採用している。

どちらもAudezeが特許出願中の独自技術「Fazorテクノロジー」を採用。平面磁界ドライバーから出力されたサウンドを正確に伝え、正確な位相を実現することにより、楽器やボーカルの位置を正確に表現したサウンドステージが展開されるという。

より薄く効率を向上させた新しいドライバーや、出力を最大近くまで上げても歪みが生まれにくい独自開発の磁気構造、正確な音源再生を可能にする独自設計の超薄型ダイアフラムも採用。LCDシリーズ専用の高品質ヘッドフォンケーブル(標準プラグ)が付属する。

振動板寸法はどちらも106mm、最大出力は130dB以上。再生周波数帯域は10Hz~50kHz、インピーダンスは20Ω、推奨入力レベルは250mW以上。感度はLCD-XC 2021が100dB/1mW、LCD-X 2021が103dB/1mW。

重さはいずれも本体のみでLCD-XC 2021が677g、LCD-X 2021が612g。4ピンのミニXLRステレオケーブル(190cm)やトラベルケースが付属する。