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64 Audio、ダイナミック型で低音強化カスタムIEM「A3t」「A4s」。
2022年4月20日 16:00
ミックスウェーブは、64 Audioの新製品として、カスタムIEMの「A3t」と「A4s」を4月22日に発売する。価格はA3tが159,000円、A4sが185,000円だが、早期購入キャンペーンとして5月29日(日)までA3tが148,000円、A4sが169,000円で販売される。取扱い店舗はeイヤホン各店、フジヤエービック。
A4s
A4sは、4ドライバーのカスタムIEMをリデザインし、ダイナミック型ドライバーを搭載することで、低音域の再現力を強化した。64 Audioで二番目となるハイブリッド型カスタムIEM。ドライバー構成はダイナミックのLow×1、バランスドアーマチュアのLow-Mid×1、Mid-High×1、オープンタイプのBAであるtia High×1。
tia technologyに加え、ドライバーの電気抵抗をリニアに補正する「LID」、密閉された外耳道内の空気圧を開放するベントモジュール機構「apex technology」、 デジタルレンダリングと3Dプリントにより、耳型の形状をより正確に再現する「3D Fit」など、様々なテクノロジーによってメジャーアップデート。
「よりリアルで空気感のあるモニタリング環境を求めるミュージシャンに向けて」設計され、ステージでの正確なモニタリングを実現。「優れた周波数特性や、繊細なタッチを逃さないディテール、サウンドステージはオーディオ愛好家向け製品としても最高のパフォーマンスを発揮する」という。
周波数特性は10Hz~20kHz。入力感度は107dB/mW(97mV)@1kHz。インピーダンスは11Ω@1kHz。A4sには標準でm20モジュールが付属、選択でm15モジュールへ変更可能。
アルミニウムケース、除湿剤、クリーニングツール、シャツクリップ、イヤフォンケーブルも付属する。
A3t
「64 Audioの持つ革新的なテクノロジーをより身近なものとするために生まれた」というモデルで、3ドライバーのハイブリッド型。ダイナミックのLow×1、BAのLow-Mid 1、Mid-High×1、tia High×1。
エントリーモデルながら、tia technology、LID、apex technology、3D Fitを投入。「価格の5倍以上の製品に匹敵するリファレンスモニター」をテーマに作られたという。
サウンドは、「ニュートラルでバランスの取れたサウンドではありますが、クールな印象のモニターサウンドとは異なり、音楽的に表現するサウンドで、リファレンスモニターをお探しのオーディオエンジニアやミュージシャンにとってこの上ないツールになる」としている。
周波数特性は20Hz~20kHz。入力感度は109dB/mW(105mV)@1kHz。インピーダンスは11Ω@1kHz。標準でm20モジュールが付属。選択でm15モジュールへ変更可能。アルミニウムケース、除湿剤、クリーニングツール、シャツクリップ、イヤフォンケーブルなどが付属する。