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64 AUDIO、約17万円の新ユニバーサルIEM「U6t」

64 AUDIOの新作ユニバーサルIEM「U6t」

ミックスウェーブは、64 AUDIOの新作ユニバーサルIEM「U6t」を8月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は169,800円前後。

「U12t」からサウンドインスピレーションを得たというモデルで、フラッグシップIEMに採用されている技術を投入。筐体は、人間工学に基づいたデザインのアルミニウムを採用。新しいダークグレーのマットシェルとクラシックなブラックカラーのフェイスプレートを組み合わせている。

サウンドの傾向は、「バランスの取れたナチュラルなサウンドはミックスをよりソフトに表現。美しい中高音域はギターやピアノなどの楽器をリアルに表現し、低域に躍動感とリアルさをプラス」するという。

バランスド・アーマチュア(BA)ユニットの6ドライバー構成で、構成はLow×2、Mid×2、Mid/High×1、tia High×1。特許出願中の新技術「tia(Tubeless In-ear Audio)テクノロジー」は、BAドライバーに音導管を使用しない、独自のチューブレス設計を採用することで、共鳴やフィルターによる音の減衰などが起こらず、ドライバーから出る本来の音を直接、ユーザーの耳まで届けられるという。

耳の疲労を引き起こす空気圧を解消し、鼓膜へ負担を抑えるという独自技術「apexテクノロジー」も搭載。外耳道内にて密閉された空間で、小型スピーカーが生成した空気圧をapexモジュールを介して緩和させる。耳の疲労軽減に加え、音質向上にも寄与しているとのこと。

音の出口となる音導孔を、1つの大口径音導孔にするシングルボア・デザインを採用。大口径の音導孔は、それ自体が音響形成チャンバー(アコースティック・チャンバー)となり、より正確なサウンドチューニングを可能にするという。

ハイレゾ対応DAPやスマホ、ポータブルアンプなど、出力インピーダンスが異なるソース機器に接続しても、音のバランスが影響を受けないようにする、特許出願中の新技術「LID(Linear Impedance Design)」も搭載する。

再生周波数帯域は10Hz~20kHz。感度は108dB/mW。インピーダンスは10Ω。ケーブルは着脱可能で、イヤフォン側の端子はカスタム2ピン。入力端子はステレオミニ。