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クリプトン、6個口の中級価格帯電源BOX。薄型オーディオボードも

電源ボックスの中級価格帯モデル「PB-350」

クリプトンは、オーディオアクセサリの新製品として、電源ボックスの中級価格帯モデル「PB-350」を6月下旬に59,000円(税抜)で、さらに“ゴムの木”を活用したオーディオボード「AB-777B/N」(Bはブラック、Nは木目)を6月下旬に発売する。こちらの価格は29,000円(税抜)。

オーディオボード「AB-777N」

電源ボックス「PB-350」

既発売で、市場から高い評価を得ている普及モデル「PB-150」(税抜35,000円)を6個口に増やすとともに、シャーシにはt2.0mm厚のボンデ鋼板を採用して剛性をアップ。さらに、天面のコンセントパネルには上級機と同等のステンレス素材を採用している。

コンセントパネルには上級機と同等のステンレス素材を採用している
シャーシにはt2.0mm厚のボンデ鋼板を採用して剛性をアップ

使用環境でのノイズを排除してハイレゾ・オーディオにも対応するため、2回路フィルター構造を採用。「大電流機器・高ノイズ機器」(2個口)向けと、「小電流機器」(4個口)向けに、コンセントのゾーンが分けられており、分離接続とすることで、機器間の相互影響を大幅に軽減している。

コンセントは、アメリカン電機製。内部配線材のHigh-Power側には、PC-Triple Cを採用。電源ケーブルは、定評ある高容量OFC電源ケーブル(単品売り電源ケーブルPC-5同等品)が付属する。

外形寸法は300×126×69mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.7kg。

オーディオボード「AB-777B/N」

ブラックモデルのAB-777B

比重の高い“ゴムの木”ランバーコア材を、オーディオボードとして使った製品。剛性も高く、MDFで作ったオーディオボードと比べて、より薄くても“たわまない”ボードが作れるという。厚さは37mm。

MDFを使ったボード(左)よりも、ランバーコア材を使ったAB-777(右)の方が、薄くて“たわまない”ボードになるという

ボードは、底部をくり抜き、そこにオリジナル技術として重量級の鉄球サンドを投入。振動が伝わると、中の鉄球が動いて吸収する。さらに、鉄球サンドが機器の電磁ノイズを防止する効果もあるという。

フット部分も含めた外形寸法は、450×400×37mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9kg。

底部をくり抜き、そこにオリジナル技術として重量級の鉄球サンドを投入。