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映画「ガンダム ククルス・ドアンの島」本予告。5月に最速上映イベント
2022年4月27日 12:23
6月3日に公開される映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の最新映像を使用した本予告映像と本ビジュアルが公開された。予告映像は60秒Ver.と30秒Ver.の2種類。また5月18日には完成披露舞台挨拶・最速上映イベントの実施も決まっている。
公開された予告編映像は、残置諜者掃討の任務を遂行するため誰もいないはずだった「帰らずの島」と呼ばれる無人島に降り立ったアムロ・レイが、1機のザクと遭遇し、囚われの身となってしまうシーンから幕を開ける。
目覚めたアムロが見たのは「ククルス・ドアン」と名乗る男と20人の子どもたち。ドアンは、ジオン公国軍の脱走兵でありながら、「戦争が終わったら、こんな不自由な暮らしも終わる。それまではお前たちをきっと守ってやるから」と、戦災孤児である子どもたちを匿っていたのだ。しかし、この島にはそんなささやかな日常を脅かす大きな秘密が隠されていた。
何らかの陰謀を企み高らかに笑うジオン公国軍の将軍マ・クベや、脱走兵のドアンを追い、ある作戦を実行するため元同僚のサザンクロス隊が出撃する様子が描かれている。因縁めいた過去から逃れられないと覚悟を決めるドアン、そのドアンに触発されるアムロ、そしてドアンが守り抜いてきた島の子どもたちの運命の行方は――。
その他にも、お馴染みのホワイトベースクルーや、モビルスーツ(MS)による圧巻の格闘戦シーンなど、ガンダムファンからも期待値の高い迫力満点で興奮必至のシーンが多数散りばめられ、見応えのある映像となっている。
また、この予告編映像では、1985年の「機動戦士Ζガンダム」以降、数々のガンダム作品の主題歌を担当してきた“ガンダムの女神”こと、森口博子の主題歌「Ubugoe」も使用されている。
あわせて公開された本ビジュアルは、パイロットスーツ姿で身構えるアムロ・レイ、険しい表情のククルス・ドアン、その後ろには背を向け合い佇むMS-06Fドアン専用ザクとRX-78-02ガンダムが眼を光らせるもの。
ふたりの周りには、ブライト・ノア、カイ・シデン、セイラ・マスなどホワイトベースのお馴染みのメンバーに加え、衝撃を受けたような表情のカーラに対して、鋭い眼差しを向けるマルコス、さらに、かつてドアンが率いていたモビルスーツ部隊の現隊長であり、ひとり脱走したドアンを激しく憎んでいるエグバ・アトラーといった、本作での重要キャラクター“名もなき者たち”が集結。そして、上空にはルッグンにぶらさがる高機動型ザクが収められており、大いなる戦いの始まりを予感させる仕上がりとなった。
さらに追加キャストも発表され、ドアンと生活を送る子どもたちの中の年長者であり、アムロと年齢が近く拙いながらも少しずつアムロと関係を築き上げていく感受性豊かな青年・マルコス役に内田雄馬、島の子どもたちにとって“母親”のような大きな存在として、またドアンに優しく接するひとりの“少女”として描かれるカーラ役に、本作で本格的な声優デビューを果たす廣原ふうが起用されている。
本作の完成披露舞台挨拶・最速上映イベントは、5月18日にに丸の内ピカデリーで開催。この模様は全国15館でライブビューイング中継される。舞台挨拶には、古谷徹、武内駿輔、成田剣、古川登志夫、廣原ふうのほか、安彦良和監督も登壇予定。舞台挨拶は18時30分の回上映前の実施となる。
イベントのチケットはローソンチケット先行で抽選販売。エントリー期間は4月30日の12時から5月8日の23時59分まで。ライブビューイング劇場のチケットは5月16日の0時(15日24時)以降、順次発売。価格は2,100円。ライブビューイング実施劇場は次のとおり。
- 札幌シネマフロンティア
- MOVIX仙台
- MOVIX宇都宮
- MOVIXさいたま
- 新宿ピカデリー
- MOVIX亀有
- 横浜ブルク13
- MOVIX橋本
- MOVIX清水
- ミッドランドスクエア シネマ
- なんばパークスシネマ
- MOVIX京都
- kino cinéma神戸国際
- T・ジョイ博多
- 熊本ピカデリー
そのほか、4月27日からは劇場映像にも登場するRX-78-02ガンダムとドアン専用ザクのガンプラの予約受付が、プレミアムバンダイ ホビーオンラインショップにてスタート。価格は送料・手数料別でガンダムが2,530円、ザクが2,200円。7月から順次発送となる。
さらに4月29日からティザービジュアルを使用した第2弾ムビチケも発売。特典として大河原邦男による描き下ろしデザインの特製クリアファイルが付属する。