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final、新TWS「ZE2000」。「ZE3000より買いやすい値段に」
2022年4月29日 10:39
フジヤエービックは29日に「春のヘッドフォン祭2022 mini」を中野サンプラザにおいて、事前登録制で開催。その中でfinalが発表会を実施し、新しい完全ワイヤレスイヤフォン「ZE2000」を発表した。5月末~6月頃の発売を予定しており、価格は未定だが、発売中の「ZE3000」(実売15,800円前後)よりも「少し買いやすいモデルになる」という。
発表会では、試聴できるプロトタイプを公開。ZE3000の兄弟機と位置づけられているが、ZE3000と同様に、ドライバーからfinalが自社で開発。「有線イヤフォンに負けないサウンドを完全ワイヤレスで実現しようと開発した。ZE3000とドライバーのサイズは同じだが、音のチューニングなどが異なり、より聴きやすく、解像感のあるサウンドになっている。有線のE3000とE2000の違いのようなものを、TWSでも実現したい。ZE3000も良いが、ZE2000も良いなと思っていただけるものになっている」という。デザイン面では、仕上げがよりマットになっているのが特徴。
MAKEシリーズ再販、新機種も
finalは、ユーザーがイヤフォンを自作できるイベントにも力をいれ、ユーザー自身が音のチューニングができるイヤフォンとしてMAKEシリーズも展開している。
発表会では、このMAKEシリーズの販売が終了していたモデルを再販する事も発表。それだけでなく、新モデルとして「MAKE 4」も開発中である事が明らかになった。このMAKE 4の特徴は、背後にある丸いパーツが時計の竜頭のように回転し、それによって中のパーツも回転、ダイナミック型ユニット背面の空気量を調整でき、音が変化するところ。
従来モデルと比べ、フィルターを用いずにチューニングができる。価格帯としても、「今までのMAKEシリーズより、幅広い方に手にとっていただける価格帯を目指している」という。
さらに、MAKEを楽しむためのコミュニティサイト「MAKER'S」のオープンも決定。5月下旬頃にスタート予定で、事前登録を受け付けている。