ニュース

iFiスティック型DACアンプ「GO bar」、HiByクラスAアンプ搭載DAP

GO bar

「春のヘッドフォン祭2022 mini」が中野サンプラザにおいて、事前登録制で開幕。トップウイングサイバーサウンドグループのブースでは、iFi audioブランドのスティック型ポータブルDACアンプ「GO bar」を参考出品。発売日は未定で、価格は5万円前後。

Bluetoothレシーバー「GO bul」に続くGOシリーズの第2弾で、小型の筐体ながら3.5mmアンバランス出力と4.4mmバランス出力を搭載。左右対称デュアルモノ出力段をもつトゥルーバランス回路設計になっている。最大384kHz/32bitのPCMとDSD256に加え、MQAフルデコードに対応する。

iEMatchと、ゲインを大きい値にするTurboモードを備え、高感度イヤフォンや低能率ヘッドフォンを使う場合でもそれぞれに最適な出力調整が行なえる。また、低音増強のXBass+、音場補正のXSpaceの2種類のiFi独自の音質補正機能も搭載している。

HiBy Music/HIDIZS/ハートフィールド

R5 Gen2

HiBy Musicのブースでは、ポータブルプレーヤー「R5 Gen2」を参考展示。価格は5.4万円前後(税別)で発売時期は5月末頃。OSはAndroid 8.0。DACチップにES9219C×2基を搭載するほか、ポータブル機にクラスAアンプを投入したことが特徴。ES9219Cの内蔵アンプと“クラスAモード”を切り替えて、2種類の音を楽しめるという。

なお、連続再生時間は、ES9219C内蔵アンプ使用時は35時間、クラスAモードでは8時間になる。

また、HiByブランドからイヤフォン「LASYA」も登場。価格は2.5万円前後(税別)。イヤフォン側端子はPentaconnコネクタを採用。3.5mmステレオミニケーブルに加え、4.4mmバランスケーブルも付属する。

LASYA

HIDIZSでは、小型ポータブルプレーヤー「AP80 PRO」のDACチップを刷新した「AP80 PRO-X」を参考展示。価格は未定となっている。発売時期は5月末頃。

AP80 PRO-X

同ブースでは、中国 ハートフィールドブランドのイヤフォン3機種も展示。シングルユニットと筐体に銀を採用していることが特徴のブランドとなっている。

筐体に純銀+金を採用した1DD構成の「銀鶴」が25万円前後、純銀の筐体にコーティングを施した1BA構成の「銀月海」が15万円前後、筐体に黄銅を採用して低価格化を図り、パラジウムコーティングとジルコニアを埋め込んだトッププレートを備えた1DD構成の「鹿」は2万円前後。

銀鶴
銀月海
鹿

ラディウス

HP-R300BT

ラディウスのブースでは、6月に発売予定となっているLDAC対応の完全ワイヤレスイヤフォン「HP-R300BT」を参考出品。価格は14,300円前後。カラーはブラックとホワイトの2色。Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはLDACのほかSBCとAACに対応している。

フルレンジとツイーターのダイナミックドライバー2基を同軸上で配置。メインドライバーとサブドライバーの間を密閉に近い状態にする特殊構造「Synchro Motion Driver」により、2つの振動板の振幅の同期性を高めて音の歪みを抑制しているという。

ホワイト
ブラック

筐体は完全な平面や直線を持たず、曲面と曲線だけで構成。充電ケースからはエッジをも排除し、対称的で上下左右の方向性がなく、絶妙な曲面に覆われたフォルムになっている。イヤフォン本体、ケースともにざらつきのある手触りが特徴の特殊な塗装を採用しているのも特徴で、指紋が目立ちにくいメリットも備えている。