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DITA、新フラッグシップイヤフォン「Perpetua」。42.8万円

「Perpetua」

finalは、DITAブランドのフラッグシップイヤフォン「Perpetua」を6月24日に発売する。価格は428,000円。フジヤエービックPart3、DITAの直販サイト「DITA公式ストア」、finalの直販サイト「final STORE」では、6月10日より先行販売する。

DITAの創業から10年間のテクノロジーの集大成として開発。新しいフラッグシップイヤフォンとして位置づけられており、筐体、ドライバー、内部配線、ケーブル、プラグまでPerpetuaのために全て新たに設計されている。

ドライバーには新設計の12mm径ダイナミック型「Perpetua-Driver」を搭載。重厚感とスケール感のあるサウンドを実現するために開発し、これまでの10mm径ドライバーと比べて振動板の面積は65%増加。振動板には、優れた強度特性をもつ帝人の特殊樹脂「TEONEX」を使用し、精度の高いドライバーの開発に成功したという。また、ドライバーの内部配線にはAUDIO NOTEの純度99.99%の純銀線を使用している。

筐体にはチタンを採用。軽量で剛性が高いため、不要な共振を防ぐイヤフォン筐体としては理想的な金属である一方で、加工難度が高く、Perpetuaの丸みを帯びた形状に切削するには、時間とノウハウが必要だという。筐体DITAロゴ部には高級時計にも使われるサファイアガラスを使用。こちらも曲面に仕上げ、筐体と一体となったデザインとしている。

イヤフォンケーブルも新開発。オープンなサウンドステージを実現するために設計されたオリジナルの「コイルオーバーケーブル」が付属する。導体に高純度無酸素銅(PCOCC)を使用し、芯線に6mmのピッチで線材を巻き付ける特殊なコイル構造を採用。

また、DITA製品では馴染みの深い、交換可能なプラグ「Awesome Plug」の接合部がさらにタフに進化した「Awesome Plug2」を新たに搭載している。

イヤフォン側端子は2ピン。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。感度は108dB。インピーダンスは20Ω。イタリアンレザーを使用したレザーケースと、ふたが自然とゆっくりと閉まるように設計されたキャニスターケースの2種類の収納ケースが付属する。