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アナログプレーヤーの調整どうやるの!? ラックスマンが解説動画

ラックスマンは、同社のYouTubeチャンネルにおいて、アナログプレーヤー「PD-151 MARK II」(393,800円)の開梱、設置、組立、配線、音出しまでを解説した動画を公開した。アナログファンだけでなく、アナログプレーヤーに馴染みがない人が、詳細なセッティング方法を学べる動画になっている。

動画では、ターンテーブルの取り付け、ゴムベルトの装着、カウンターウェイトの取り付け、カートリッジ取り付けにおけるリードワイヤーの取り外し、リードワイヤーのフォーミング、ヘッドシェルへのリードワイヤー取り付け、オーバーハングの調整と本留め、本体へのヘッドシェル取り付けといった作業も解説。

トーンアームの水平バランス調整、針圧調整、アンチスケーティング調整、トーンアームの高さ調整の様子も見ることができる。

アナログプレーヤー PD-151 MARK II ハンズオン ~開梱から音出しまで~

PD-151 MARK IIの前モデル「PD-151」は、2018年11月に発売され、高性能なスタンダードモデルとして人気を集めたが、2020年に搭載アームのメーカーが休眠会社となりアーム供給が途絶えた事で、在庫分のアームのみでの生産となり、2021年7月に完了となった。そこで、約2年の歳月をかけて新たに開発したオリジナルアームを搭載したのがPD-151 MARK IIとなる。

トーンアームは、初動感度に優れたSAEC開発のナイフエッジ技術を採用したスタティックバランス型を新たに搭載。S字アームの先端をユニバーサルタイプとすることで、ラックスマン「LMC-5」をはじめとする、様々なカートリッジの装着・交換を容易にしている。

ドライブモーターは、PD-151開発時に2年の歳月をかけて完成させた、オリジナル仕様の低速度・高トルクのブラシレスDCモーターを搭載。高精度のPID制御により、3段階(33 1/3、45、78回転)の切替を可能としながら、回転変動を起こす要因にも素早く確実に対応するという。

ターンテーブルは、極厚のアルミ材を切削して製造された4kgの重量級プラッターと、複数の軸受構造を組み合わせた16mm径の高硬度ステンレス製スピンドルシャフトで、高い慣性力による安定した回転を生み出す。