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オーテク、約3.7万円のBluetooth搭載ターンテーブル。aptX対応

AT-LP3XBT

オーディオテクニカは、フルオート式レコードプレーヤーの新製品として、aptX Adaptiveコーデックに対応した「AT-LP3XBT」を10月7日より発売する。カラーはブラック。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37,400円前後。

2017年発売のフルオート式モデル「AT-LP3」をベースに、Bluetooth機能を追加。新たに手持ちのワイヤレスピーカーやワイヤレスヘッドフォンでレコードの音を楽しむことができるようになった。また、国内外で評価の高いVM95シリーズと互換性のあるカートリッジ「AT-VM95C」を付属。購入後に別売の交換針で音質のカスタマイズも楽しめるなど、時代に合わせた仕様が盛り込まれている。

特徴の1つが、安定した接続で高音質が楽しめるaptX Adaptive Audioのサポート。周囲の電波環境や音楽データの転送状況に応じて、ビットレートをリアルタイムで変化させるため、常に安定した接続でレコードの音が楽しめるという。

転送ビットレートは280~420kbpsの範囲で可変。280kbpsでは44.1kHz/16bitのCD相当、420kbpsであれば48kHz/24bitの高音質で再生ができる。なお、Bluetoothバージョンは5.2。aptX Adaptiveのほか、aptX、SBCもサポートする。

油圧式アームリフター付きのストレート型トーンアーム

ターンテーブルは、ベルトドライブ方式でフルオート再生が可能。スタートボタンを押すだけでレコード再生、ストップボタンで停止が行なえる。またアームリフターは油圧式となっており、レコードの聴きたい位置でレコード針を正確かつ安全に下降・上昇できる。33 1/3、45回転に対応。

定評ある、オーディオテクニカ製のVMカートリッジ「AT-VM95C」と、ヘッドシェル「AT-HS3BK」を付属。針先はAT-VM95シリーズと互換性があるため、好みの針に交換することもできる。

オーディオテクニカ製のVMカートリッジ「AT-VM95C」とヘッドシェル「AT-HS3BK」を付属
好みの針に交換可能

制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げのプラッターとフェルトマットを採用。さらに筐体内部に配置した金属プレートで共振を抑制している。

有線接続にも対応。フォノイコライザーを内蔵しているので、例えば、付属のオーディオケーブルをアクティブスピーカーにつなぐだけでレコードの音が楽しめる。

天面
背面

外形寸法は435.6×374×128mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は5kg。ダストカバー、フェルトマット、プラッター(ドライブベルト付き)、ダストカバーヒンジ、カウンターウエイト、VM型ステレオカートリッジ(AT-VM95C)付きヘッドシェル(AT-HS3 BK)、EPアダプター、オーディオケーブル(約1.0m)、ACアダプター(約1.5m)が付属する。