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「アバター」3Dリマスター、9月上映。“重要なシーン”追加
2022年8月4日 18:00
ジェームズ・キャメロン監督の革命的超大作「アバター」の最新作が12月16日に日米同時公開されることを記念し、1作目の再上映が決定した。キャメロン監督の創り出した世界が進化した3D映像で一新され、重要なシーンも追加された特別版「アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター」として、9月23日から2週間限定で、全国約200館で上映される。
上映バージョンはIMAX 3D字幕/吹替、ドルビーシネマ3D 字幕/吹替、4D(3D字幕/吹替)、通常版(3D字幕/吹替)の全8タイプ。
2009年当時、すでに映画界の巨匠だったキャメロン監督は、独自の革新的な3Dカメラを開発し、アバターで他の3D作品とは比較にならない驚異的なクオリティを実現。神秘の星パンドラの森を舞台に、「浮き出る」よりも「奥行き」のある3Dで“そこいるかのような”を究極の映像世界へと誘った。
22 世紀、希少鉱物を求めた人類は地球から遠く離れた惑星パンドラで「アバター・プロジェクト」に着手していた。“ナヴィ”と呼ばれるこの星の種族と人間のDNAを組み合わせた肉体「アバター」を操作員の意識で操ることで、人に有毒な大気の問題をクリアし、莫大な利益をもたらす鉱物を採掘する。この計画に参加した元兵士ジェイクは車椅子の身だったが、「アバター」を得て体の自由を取り戻す。惑星パンドラの地に降り立ち、ナヴィの族長の娘ネイティリと恋に落ちるジェイク。しかし彼はパンドラの生命を脅かす任務に疑問を抱き、この星の運命を決する選択を強いられていく……。
本作は社会現象となり、全世界で爆発的なヒットを記録。それまでの全世界歴代興行収入第1位だったキャメロン監督作「タイタニック」の記録を塗り替える異形を達成した。その後、記録は2019年公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」に塗り替えられたものの、2021年に中国で再上映され、ふたたび歴代1位の座を奪い返している。
12月16日に日米同時公開される続編「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」は、第1作目から約10年後のパンドラが舞台。海兵隊員のジェイク(サム・ワーシントン)はパンドラの一員となり、先住民ナヴィの女性ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と結ばれる。家族を築き、子供たちと平和に暮らしていた二人だが、再び人類がパンドラに現れたことで神聖な森を追われ、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せることに……。