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Cerevo、2画面切替&エフェクト機能搭載のライブ配信機

LiveShell W

Cerevoは、2画面切替を搭載した新しいライブ配信機「LiveShell W」を8月19日より発売する。直販価格は99,000円から。

PCを使わずに安定したライブ配信や録画を実現する小型デバイス「LiveShell X」の上位モデル。X搭載の機能に加え、2入力ビデオスイッチング、映像エフェクトの新機能に加え、モニタ出力やオーディオ入力などの入出力端子を搭載。本体のコントロールダイヤルと映像セレクトボタンで映像切替操作ができるほか、マイクアンプを内蔵し音声コントロールも行なえる。

前面

1080/60p画質で最大3ch同時配信に対応。録画機能利用時は最大2chまでで、映像圧縮方式はH.264(128kbps~20Mbps)、音声圧縮方式はAAC-LC(48kHz/16bit、48kbps~256kbps)。

YouTube LiveやFacebook Liveなどの動画配信プラットフォームへマルチ配信できるほか、バックアップ用途として同一プラットフォームに別アカウントで配信することも可能。

本体操作のほか、同じネットワーク内のPC・タブレット・スマートフォンのブラウザから利用できる、配信設定Webアプリ「LiveShell Studio」を搭載。ミックス、PinP、テロップ、クロマキー等の映像エフェクト効果や音声効果、配信先が簡単に設定できる。

またプルダウンやスライダー等の直感的な操作で配信映像や音声の設定ができるほか、ビデオスイッチング・オーディオミキシング・配信先や録画設定等、配信に必要な操作を1画面でコントロール可能。今秋のファームウェアアップデートにおいて、メモリー機能も追加予定。ユーザーが欲しいレイアウトを瞬時に呼び出しできるようになる。

背面

メインとサブの電源端子(USB-C)を搭載。USB-Cを2電源備えることで、ACアダプタとモバイルバッテリに対応し、電源の冗長構成を取ることが可能。屋内配信はACアダプタ×2、屋外配信はモバイルバッテリー×2など、現場の環境に合わせた電源構成にできるという。

RTSPサーバー機能を標準搭載。外部サービスを利用しない内部向け配信システムが構築できるため、外部のプラットフォームや自社メディアサーバーを経由することなく、例えば会社や学校など、生徒の端末へ手軽に映像配信が可能。

外形寸法は、145×100×42mm(幅×奥行き×高さ)。重量は465g。