日本のアニメ約1.5万タイトル網羅「アニメ大全」一般公開

「アニメ大全」作品登録状況
(C)2017『アニメ NEXT_100』

日本動画協会は、「アニメ NEXT_100」プロジェクトにより2015年から推進している日本のアニメ100周年記念企画の成果として、日本のアニメ作品総合データベース「アニメ大全」を8月25日13時より公開した。

アニメ大全は、2022年7月末現在、登録アニメ作品(タイトル)数およそ15,000件の基本情報を網羅する、日本のアニメに関する世界最大規模のデータベース。「多く皆様のご協力を得て様々な詳細情報の調査と構築を継続し現在に至ります」としている。

それらに対して作品名検索に加え、年代検索/五十音検索/キーワード検索など多様なニーズと幅広い世代に対応した検索機能を装備。

研究、ビジネス活用、クリエイティブ、ファン、さらに未来を担う子どもたちの創造力を育むきっかけとなるよう、「アニメ大全」の情報を共有することから生まれる可能性を、日本のアニメのチカラのひとつと位置付けるものとし、現在までの調査の結果判明しているエピソード数(各話数)はおよそ18万、その調査は継続中だという。

今回の公開は、昨年10月22日(「アニメの日」)の関係者などへの試験的公開から、機能・動作確認など、日本動画協会会員社となるアニメ制作関連各社および著作権者、有識者の皆様の協力による改修・更新を経て、一般公開へと至ったとしている。