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RODE、独自プリアンプ搭載で録音/配信もできる多機能ミキサー

「ロードキャスタープロII」

銀一は、RODE Michrophonesより、ミキサーやオーディオインターフェース、録音、配信などの機能を搭載した音響制作ツール「ロードキャスタープロII」を9月8日に発売する。価格は107,800円。

物理フェーダー6chと仮想フェーダー3chを備えた9chミキサーや、XLR接続のマイク、ライン接続の楽器などを接続できる4系統のコンボジャックを備える音楽制作ツール。USB-C端子を2系統備え、PCなどのデバイスと2台同時に接続できるほか、Bluetoothの送受信に対応し、スマホからの音楽再生や通話も可能。microSDカードやUSBメモリなどに直接録音することもできる。

ロードキャスタープロIIのために独自開発されたという「REVOLUTION プリアンプ」を搭載。超低ノイズかつハイゲインで、どんなマイクや楽器でもクリアで高解像度なサウンドを提供するという。+48Vファンタム電源はON/OFF可能で、各種マイクが利用できる。

APHEXのオーディオプロセッサを採用し、Aural Exciter、Big Bottom、Compellorなどを含むプロセッサのエミュレーションを搭載。各チャンネル設定に搭載されているコンプレッサー、ノイズゲート、ハイパスフィルター、ディエッサー、イコライザーもAPHEXの仕様となっている。

触覚フィードバック搭載の5.5型タッチスクリーンを備え、ロータリーエンコーダーにより、リアルな操作感を実現。プロが調整した各種プリセットや、直感的に使えるVoxLabプロセッサを活用すれば、ボタンをタップしたりダイヤルを回すだけで「理想の音を作り出せる」としている。

機能を設定できる8つのSMARTパッドを装備。8つのバンクまで登録可能で、リバーブ、エコー、ピッチ、ロボットエフェクトなどの音声エフェクトをその場で切り替えたり、MIDIメッセージを外部ソフトウェアに送信したり、フェードインやフェードアウトのようなミキサー動作なども行なえる。

各フェーダーに対する入力系統のアサイン、プロセッサとエフェクトごとの細かな音質調整、出力・録音に対するプリフェーダー/ポストフェーダーの設定、各ボタンのLEDの色や輝度なども調整可能。カスタマイズした内容は「ショー」としてプリセット保存と切り替えができる。

周波数帯域はマイク入力、モニター出力ともに20Hz~20kHz。サンプルレートは48kHz。ビット深度は24bit。Wi-Fiも備えている。対応OSはmacOS 10.15以降、Windows 10 Version 1803以降、Windows 11。外形寸法は30.5×27×6cm(幅×奥行き×高さ)。重量は1,960g。電源アダプタ、USB-Cケーブルなどが付属する。

発売にあわせて、マイクスタンドなどのRODE製アクセサリーをプレゼントするキャンペーンも実施する。9月8日から10月20日の期間中にロードキャスタープロIIを購入した人が対象で、銀一のメールフォームから応募すると、もれなくアクセサリー1点がプレゼントされる。プレゼント内容は応募時に選べる。詳細はWebページを参照のこと。