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新ブラックパンサー登場。「ブラックパンサー/ワカンダフォーエバー」11月公開

「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」US版本ポスター
(C)Marvel Studios 2022

11月11日公開のマーベル・スタジオ最新作「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」の本予告映像とUS版本ポスターが公開された。前回の特報では後ろ姿のみ映されていた新たなブラックパンサーの全身が明らかとなった。

2018年公開の第1作「ブラックパンサー」では、祖国である超文明国家ワカンダの“秘密”を守るという使命を果たすため、ワカンダの国王、そしてブラックパンサーというヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラの活躍が描かれた。同作は全米歴代興行収入で歴代6位となる7億ドル、全世界では13億ドルを超える大ヒットとなったほか、ヒーロー映画として初めてアカデミー賞作品賞を含む7部門にノミネート、うち3部門で受賞を果たした。

しかし、これまでブラックパンサーを演じてきたチャドウィック・ボーズマンは、病のため2020年に他界。そのニュースは世界中のファンを深い悲しみに包んだ。そして前作から4年、マーベル・スタジオの社長兼プロデューサーのケヴィン・ファイギが「ワカンダのレガシーを繋いでいく。そしてストーリーはリスペクトと希望に満ちたものになる」と宣言。数々の伝説を残したブラックパンサーの新たな物語が幕を開ける。

「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」予告【ワカンダに迫る新たな危機編】

本作は、偉大な王であり、ヒーローであるティ・チャラを失ったワカンダが舞台。公開された本予告映像では、白い衣装に身を包み、ブラックパンサーのマスクを持つティ・チャラの妹シュリと、その隣を歩く母であるラモンダ女王の姿から始まり、悲しみに暮れるワカンダの様子が映し出される。

その後現れたのは、自由自在に空を飛び、海中も思いのまま移動する海の帝国を率いる謎の王ネイモア。「傷ついた者だけが偉大な指導者となる」という意味深な言葉とともに、強烈なカリスマ性を匂わせる。ラモンダが、王がいなくなったワカンダが襲撃される事を危惧する場面からは、ネイモアがワカンダの平和を脅かす存在であることがわかる。彼らの狙いとは、一体何なのか――? さらに、ガジェットを搭載したスーツを身にまとった天才発明家の少女リリ・ウィリアムズ(=アイアンハート)の姿も……。

映像では陸・海・空を舞台にした迫力満点のアクションシーンも垣間見え、前作からパワーアップした物語に期待が高まる。そして本予告の最後には「示すのです、我々の力を」というラモンダ女王のセリフとともに、遂に新たなブラックパンサーが姿を現す。

あわせて公開されたUS版本ポスターでは、ワカンダの命運を託された者としての強い決意に満ちた表情を浮かべるシュリやナキア、ラモンダらが印象深い仕上がり。対照的に描かれている海の帝国の王ネイモアの姿からは、彼独特の威厳や、冷酷さを纏った風格が漂っており、本作で描かれる両国の熾烈な戦いを示唆するようなビジュアルとなっている。シュリらワカンダのメンバーの後ろには、ゴールドとシルバーがあしらわれた新たなブラックパンサーの姿も描かれた。