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新たな“アベンジャーズ”に繋がる。「アントマン&ワスプ:クアントマニア」特報
2022年10月25日 16:30
「新たな“アベンジャーズ”に繋がる作品」とされるマーベル・スタジオ最新作「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の日本公開日が2023年2月17日に決定し、特報映像が公開された。特報には「アベンジャーズ」新作映画にも登場するヴィラン「カーン」も姿を見せている。配給はウォルト・ディズニー・ジャパン。
マーベル・スタジオのプロデューサーであり、社長のケヴィン・ファイギが「今までの映画と違い、新たな“アベンジャーズ”に繋がる作品」と明言している本作。主人公は身長わずか1.5cmの“最小”アベンジャーズであるアントマンで、アントマン単独作としては3作目となる。
宇宙の生命の半分が消されていた「アベンジャーズ/エンドゲーム」では量子世界を使ったタイムトリップの可能性に気づき、キャプテン・アメリカや、天才トニー・スターク(アイアンマン)らに伝えたアントマン。これをヒントにアベンジャーズは過去の時代からインフィニティ・ストーンを回収、サノスとの最終決戦へ繋がるアベンジャーズでも最も重要な役割を果たしていた──。
それにも関わらず、今回解禁された特報では“アントマン”ファンの子供とハイタッチをするも、彼がアントマンであることは気づかれず、コーヒーショップの店員には「ありがとう スパイダーマン!」と間違われる始末。そんな現状を受け入れつつ、愛するホープ(ワスプ)、娘のキャシーら家族とともに幸せな日々を過ごしていた。
しかし、実験中に事故が起こり、スコット・ラング(アントマン)、ホープ、キャシー、ピム博士(ホープの父、初代アントマン)、ジャネット(ホープの母、初代ワスプ)は量子の世界に引きずり込まれてしまう。誰も到達した事のない、想像を超えた世界で「手を貸すならば、家に帰してやる。さぁ どうする?」と接触してきた男こそが、カーンだった。
本作は「エンドゲーム」後が舞台なだけに、2015年公開「アントマン」の時にクビになったサーティワンアイスクリームで“世紀の従業員”として表彰されるシーンがあるなどユニークな部分はそのままに、人々の想像を絶する圧巻の量子宇宙の世界が描かれる。
監督は「アントマン」シリーズ前2作と同じくペイトン・リードが担当。脚本は次のアベンジャーズ作品「アベンジャーズ :カーン・ダイナスティ(原題)」での起用も噂されているジェフ・ラブネスが手掛ける。
キャスト陣はアントマン役のポール・ラッド、ワスプ役のエヴァンジェリン・リリー、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスのほか、ヴィランの「カーン」役にジョナサン・メジャースも出演。さらに役柄は不明だが、同じく量子物理学を扱った名作「ゴーストバスターズ」にも出演したレジェンド俳優、ビル・マーレイも“参戦”する。
ファイギ社長は「これはとても“ビッグ”な映画です。今までの映画とも違い、次の『アベンジャーズ』に直結する作品です」と、本作の重要性を強調。アントマンを演じるラッドも「ちっぽけなヒーローが巨大な事をするんです。僕らがこれまでにお届けしたものと全然違います。そして(カーンを演じる)ジョナサン・メジャースは最高」と明かしており、「カーン・ダイナスティ」につながる、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)において最重要作品とされている。
ちなみに、米Marvel Entertainmentの公式YouTubeチャンネルでは“Ant-Size Version”(アリ用)として、極小版の特報も公開されている。