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オーテク、Hi-Fi用ケーブル「FLUAT」のスタンダードモデル

インターコネクトケーブルでRCAアンバランスの「AT-IC500R」

オーディオテクニカは、2021年に発表したHi-Fiケーブルシリーズ「FLUAT(フリュエット)」のスタンダードモデルとして、インターコネクトケーブルでRCAアンバランスの「AT-IC500R」、XLRバランスの「AT-IC500X」と、電源ケーブル「AT-AC500」を10月21日に発売する。価格は以下の通り。

  • RCAアンバランス・インターコネクトケーブル
    「AT-IC500R/0.7」 24,200円【0.7m】
    「AT-IC500R/1.3」 26,400円【1.3m】
    「AT-IC500R/2.0」 28,600円【2.0m】
  • XLRバランス・インターコネクトケーブル
    「AT-IC500X/0.7」 27,500円【0.7m】
    「AT-IC500X/1.3」 29,700円【1.3m】
    「AT-IC500X/2.0」 31,900円【2.0m】
  • 電源ケーブル
    「AT-AC500/0.7」 19,800円【0.7m】
    「AT-AC500/1.3」 23,100円【1.3m】
    「AT-AC500/2.0」 27,500円【2.0m】
インターコネクトケーブルでXLRバランスの「AT-IC500X」

FLUAT 500は、FLUATのスタンダードシリーズと位置づけられており、最上位「FLUAT 700」シリーズの開発思想を踏襲。「引き締まった量感のある低域、目の前に浮かび上がる音像を重視した音作りで、曇りのない音表現をご体感いただける」という。

シリーズ共通の特長として、信号ロスや歪みを最小限に抑えたという。さらに、力感のある低域表現と広大な音場を実現する「PCUHD」(Pure Copper Ultra High Drawability:高純度無酸素銅線)を採用。これらに純度99.99%、酸素含有量10ppm以下の無酸素銅線HYPER OFC(日本国内でディップフォーミング製法により製造された4Nの無酸素銅線を使用し、伸線時にアニール処理を施した軟銅線)を加えている。

さらに、オーディオテクニカ独自の被覆に対するアニール処理「Heat Relieve処理」も採用。導体や製品外観にダメージを与えることなく、絶縁体やPVCシースなど、樹脂に残る残留応力だけを効果的に取り除く高温熱処理で、「音質傾向はそのままに、情報量などの基本性能を一段上のレベルへ昇華。つぶれていた音が分離して、一音一音ほぐれることで開放的な音場が広がる」という。

電源ケーブル「AT-AC500」