ニュース
西村純二×押井守「火狩りの王」ティザーPV公開。’23年1月WOWOW放送
2022年10月20日 12:24
日向理恵子による長編ファンタジー小説を、監督・西村純二と構成/脚本・押井守がタッグを組んでアニメ化する、WOWOWオリジナルアニメ「火狩りの王」。初のアニメ映像となるティザーPVがWOWOW公式YouTubeチャンネルにて公開された。
「火狩りの王」は、日向理恵子による長編ファンタジー小説。“火”を失った人類最終戦争後の世界で、主人公となる11歳の少女・灯子と15歳の少年・煌四が、多くの困難に直面しながらも懸命に生きていく姿が描かれる。
WOWOWでは本作をアニメ化し、2023年1月に放送/配信開始予定。監督は「SAMURAI DEEPER KYO」や「今日からマ王!」などを手掛ける西村純二、構成/脚本は「GHOST IN THE SHELL /攻殻機動隊」や「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」などを手掛ける押井守が務める。
ティザーPVでは、物語の鍵を握る灯子と煌四が登場するほか、人類最終戦争後の壮絶な世界が描かれ、この物語で巻き起こるドラマの一端を垣間見ることができる。
放送・配信日:2023年1月より放送・配信予定
・キャスト
灯子:久野美咲
煌四:石毛翔弥
明楽:坂本真綾
炉六:細谷佳正
綺羅:早見沙織
緋名子:山口愛
・スタッフ
原作:日向理恵子(「火狩りの王」ほるぷ出版 刊)
キャラクター原案:山田章博
監督:西村純二
構成/脚本:押井守
キャラクターデザイン:齋藤卓也
総作画監督:齋藤卓也、黄瀬和哉、海谷敏久
音楽:川井憲次
音響監督:若林和弘
アニメーション制作:シグナル・エムディ
あらすじ
人類最終戦争後の世界。大地は炎魔が闊歩する黒い森におおわれ、人々は結界に守られた土地で細々と暮らしていた。
最終戦争前に開発・使用された人体発火病原体によって、この時代の人間は、傍で天然の火が燃焼すると、内側から発火して燃え上がってしまう。
この世界で人が安全に使用できる唯一の<火>は、森に棲む炎魔から採れる。火を狩ることを生業とする火狩りたちの間で、あるうわさがささやかれていた。
「最終戦争前に打ち上げられ、永らく虚空を彷徨っていた人工の星、<揺るる火>が、帰ってくるー」と。
“千年彗星<揺るる火>を狩った火狩りは、<火狩りの王>と呼ばれるだろう”
紙漉きの村に生まれ、禁じられた森に入って炎魔に襲われたところを、火狩りに助けられた灯子。
首都に生まれ、母を工場毒で失い、幼い妹を抱えた煌四は“燠火の家”に身を寄せることを決意する。
灯子と煌四、二人の生き様が交差するとき、あらたな運命が動きだす――