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ハリソン・フォード最後の「インディ・ジョーンズ」'23年6月公開
2022年12月7日 06:00
ハリソン・フォード主演の人気シリーズ最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」が、6月30日に日米同時公開される。公開日決定にあわせ、インディ・ジョーンズのカムバックを告げるとともに、新たな冒険への期待も高まる特報映像、ティザーポスターが公開された。
考古学者にして冒険家の主人公インディ・ジョーンズが秘宝を求めて世界中を飛び回りながら、さまざまな危険や謎に立ち向かい冒険を繰り広げていく、不朽のアドベンチャー・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。好奇心旺盛でハードボイルドなインディ・ジョーンズのキャラクターをはじめ、謎の遺跡やジャングルでのスリル満点な冒険や、思わずクスッと笑ってしまうようなキャラクターたちによる掛け合いなど、さまざまな要素で世界中を魅了し、アドベンチャー映画の”原点“にして映画史に残る作品となった。
最新作の舞台はアメリカとロシアが激しい宇宙開発競争を繰り広げていた1969年――。これまで、考古学者であり冒険家として歴史的な秘宝を追い求めてきたインディが、宇宙という未来の領域にその力を広げようという両国の間でどんな冒険を繰り広げることになるのだろうか。「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」というタイトルとの関連性も気になるところ。
特報映像では、これまでの冒険の数々を振り返りながら、「インディ・ジョーンズ」シリーズにはなくてはならない、映画音楽界のレジェンド、ジョン・ウィリアムズによるテーマ曲「レイダース・マーチ」に乗せて、ハリソン演じるインディ・ジョーンズがカムバック。インディの代名詞ともいえる、華麗なムチさばきや、これまでの数々の冒険がフラッシュバックするような、巨大な丸い石が転がってくる場面や、カーチェイス、銃撃戦などのアクションシーンも含まれており、一瞬たりとも目の離せないものとなっている。
映像の中には「何度も体験した――言葉を超えた奇跡を」、「何を信じるかは重要ではない――どれだけ強く信じるかだ」など、数多の冒険の中で、信じられないような力を持つ秘宝の数々を、トラブルに巻き込まれながらも強い信念をもって探求してきたインディのこれまでの生きざまを物語るようなセリフも。
また、1作目からインディを演じてきたハリソン・フォードは、本作が“最後の作品”になるとして、同役から引退することを明言済み。40年以上にわたって冒険を繰り広げてきたインディの集大成と言える本作は、観客をどんな冒険に連れていってくれるのか、シリーズファンならずとも見逃せない。
そのほか、映像には若かりし頃のインディが謎の組織にとらえられている場面や、「インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》」('81年公開)や、「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」('89年公開)にも登場し、たびたびインディを助けてきた発掘屋サラー(ジョン・リス=デイヴィス)の姿も確認できる。
本作のヴィラン役は、日本でも高い人気を誇る俳優、マッツ・ミケルセンが担当。実在する人物からインスパイアされたという、元ナチスでありながらNASAのエンジニアとして働いているヴォラーを演じる。そのほか、役どころは明かされていないものの、「マスク・オブ・ゾロ」などで知られる名優アントニオ・バンデラスの出演も明かされている。
監督は「LOGAN/ローガン」や「フォードvsフェラーリ」などで知られるジェームズ・マンゴールドが担当。5度のアカデミー賞受賞を誇る作曲家、ジョン・ウイリアムズが作曲を担当するほか、シリーズを通して監督を務めてきたスティーブン・スピルバーグが製作総指揮として携わる。