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Apple、ボーカル音量を調節して一緒に歌える「Apple Music Sing」

Appleは6日、Apple Musicの新機能として、ボーカルの音量を調節でき、音節ごとに正確に表示される歌詞に合わせて一緒に歌える「Apple Music Sing」を発表した。「今月後半に世界中のApple Musicのサブスクリプションの登録者が利用できるようになり、iPhone、iPad、最新のApple TV 4Kで楽しむことができる」という。

Apple Music Singでは、リードボーカルを歌ったり、デュエットを歌ったり、バックボーカルを歌ったりできるように、複数の歌詞を表示できる。対応曲は、「世界中の最も歌いやすい数千万の楽曲」としており、今後も増加していくという。

ボーカルの音量調節については、「配信されている数百万曲について、元々のアーティストのボーカルと一緒に歌うか、リードボーカルを歌うか、あるいは両方を歌うかを決めることができる」とのこと。

歌詞表示のタイミングにもこだわっており、「好きな曲に合わせて、より正確なタイミングで歌うことができます。画面では、ボーカルのリズムに合わせて言葉が踊っているかのように、歌われている部分が正確にハイライトされる」という。

バックボーカルは、メインボーカルとは別にアニメーション表示させることで、ユーザーがたどりやすいように工夫。デュエット表示は、画面の両側に複数のボーカルが表示され、デュエット曲や複数のシンガーによる楽曲に合わせて歌いやすくしている。

歌詞表示のイメージ

さらに、「世界中の人々が歌いたくなるような名曲、デュエット曲、コーラス、アンセムを集めた50以上のプレイリストを、Apple Music Singの体験に完全に最適化した形で提供する」という。