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アップルからクラシック音楽専用アプリ。日本は後日開始予定

アップルは、クラシック音楽のために特別に設計した新アプリ「Apple Music Classical」を発表した。日本、中国、韓国、台湾を除いた、Apple Musicが提供されている全世界で利用可能で、アプリは3月28日に公開予定。日本を含む4カ国では、追って利用可能になる予定という。

利用にはApple Musicのサブスクリプション登録(個人、学生、ファミリー、Apple One)が必要で、Apple Music Voiceプランでは利用できない。対応デバイスはiOS 15.4以降を搭載したすべてのiPhoneで、Android向けアプリも近日公開予定。

まったく新しい独立したアプリで、「完全に最適化された検索機能により、世界最大のクラシック音楽のカタログからあらゆる作品を素早く簡単に見つけることができ、リスナーは最高の音質を楽しみながら、没入感のある空間オーディオで多くのクラシック音楽の名曲を全く新しい方法で体験することができる」という。

Apple Music Classicalでは、新譜から名作まで、500万曲以上の楽曲と作品を収録した世界最大のクラシック音楽カタログを備え、何千もの独占アルバムが楽しめる。作曲家、作品、指揮者、さらには作品番号での検索が可能なほか、空間オーディオで収録された数千の作品を最大192kHz/24bitのハイレゾロスレスで提供する。

そのほか、どの作品、どのアーティストが再生されているかを正確に把握するための完全で正確なメタデータや作曲家のバイオグラフィ、主要作品の説明なども利用できる。

フレデリック・ショパンのポートレート
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのポートレート
ヨハン・ゼバスティアン・バッハのポートレート

さらにアプリでは、世界の偉大な作曲家たちのユニークで高解像度のデジタルポートレートを含む、新しい独占アートワークも提供する。それぞれのアートワークは、さまざまなアーティストに特別に依頼し、歴史的な研究と関連する古典時代の色調や芸術的な引用を融合させているとのことで、その結果「驚くほど細部にまでこだわり、これまでにないほどクラシックを代表する音楽家とリスナーが対面することになる」としている。

Apple Music Classical提供にあたり、アップルは世界で最も多作なクラシック音楽のアーティストや著名なクラシック音楽の団体と緊密に連携。ユーザーに新しくユニークで独占的なコンテンツや作品を提供していく。最新情報などはTwitterアカウント(@appleclassical)で順次公開される。