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ソナス・ファベール、HDMI付きでTVの音も再生する一体型オーディオ「Omnia」
2022年12月9日 11:36
ノアは、ソナス・ファベールの新製品として、HDMI入力も搭載したオールインワンスピーカー「Omnia」(オムニア)を12月12日に発売する。価格は379,500円。
スピーカーとアンプを一体化しつつ、BluetoothやApple AirPlay 2、Chromecastなどにも対応したシステム。
このモデルのために開発されたシグナル・プロセッシング技術「CRESCENDO」を搭載。ステレオ信号を巧みにミキシングし、本体左右に搭載されたドライバー・ユニットを効果的にドライブ。遅延や位相動作を最適化することで、「より広いサウンドスケープを作成できる」という。
正相と逆相を組み合わせることで、「はるかに大きなステレオのように聞こえさせることで、サウンドステージの広がりと開放的で包み込むようなサウンドを生成し、リスナーはより音楽に没入する事が出来る」とのこと。設置位置が「壁に近い場合」と「壁から離れている場合」の2種類に合わせた設定も選択できる。
木製のトップパネルを採用しつつ、タッチ操作も可能。入力の切り替え、音量調整ができる。点灯している線で、使用中のストリーミングサービス、選択されている入力、音量の設定を確認可能。付属のリモコンやスマホ/タブレットからのリモート操作にも対応する。
入力端子として、RCAを1系統装備。この入力端子は、ライン入力に加え、Phono(MM)入力も兼ねており、選択できる。
さらに、ARC対応のHDMI端子も搭載。テレビなどをHDMIケーブルで接続する事で、テレビのサウンドをOmniaから再生できる。
最大出力490Wのアンプを搭載。4ウェイ・7スピーカー構成で、高域用に19mmのシルク・ソフトドー ムツイーター×2、中域に76mmペーパーパルプコーン・ユニット×2、低域用に65mmアルミニウムコーン・ユニット×1を搭載。低域用ユニットは、本体底に備える。
さらに、筐体の両サイドにフルレンジの44.5mmセルロースパルプ・メンブレン・ユニット×2も搭載。これは、前述のCRESCENDOテクノロジーと連動し、立体的な音場を形成するために使用する。
ワイヤレス接続用として、デュアルバンド対応のWi-Fiや、LAN端子を装備。BluetoothはAptX HDに対応。AirPlay 2、Chromecast、Spotify Connect、TIDAL connect、Roon Readyに対応。
消費電力は使用時18W、スタンバイ時3.5W、ネットワーク未接続時のスタンバイ時0.5W。外形寸法は650×280×130mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.6kg。