ニュース

DJI、約6.5万円、小型軽量で4K撮影できるエントリードローン「Mini 3」

DJI Mini 3

DJI JAPANは、コンパクトかつ超軽量で、携帯性に優れたドローン「DJI Mini 3」を発表した。直販サイトなどで販売をスタートしており、送信機や充電器を含まない、ドローン単体の価格は65,120円。なお、重量は100g以上であるため、国交省に機体を登録・IDの発行を受けることが必要がある。

ドローン本体に送信機「RC-N1」が付属するセットは79,750円。送信機「DJI RC」とのセットは97,570円。

本体に、DJI RC-N1送信機、ショルダーバッグ、2WAY充電ハブ、インテリジェント フライトバッテリー Plusが2個同梱する「DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus」は115,170円。DJI RC送信機、ショルダーバッグ、2WAY充電ハブ、インテリジェント フライトバッテリー Plusが2個同梱する「DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus(DJI RC付属)」は132,990円。

DJI RC-N1送信機やインテリジェント フライトバッテリー Plus×2個などを同梱する「DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus」

DJI RC-N1送信機はスマホを取り付けて、飛行中のディスプレイとして使用する。DJI RC送信機はディスプレイを内蔵。DJI Flyアプリがプリインストールされており、スマートフォンに接続する必要が無い。ディスプレイの標準輝度は700nit。

「DJI Mini 3 Fly Moreコンボ Plus(DJI RC付属)」。DJI RC送信機はDJI Flyアプリがプリインストールされており、スマートフォンに接続する必要が無い

重量249g未満

重量249g未満と軽量で、「携帯性に優れ、気軽にポケットに入れてどこにでも持ち出すことができる」という。1/1.3インチのカメラセンサーを搭載し、4K HDR動画、1,200万画素の写真、縦向き撮影などに対応。「SNSにぴったりなクリアな映像を撮影できる」という。

折りたたみ時(プロペラなし)の外形寸法は、90×148×62mm(幅×長さ×高さ)、展開時(プロペラあり)は362×251×72mm(同)。小型ながら「Mini 3 Proと同系の遺伝子を持ったモデル」としており、同レベルの高性能機能を多数搭載。「初めてドローンを飛ばす初心者でも使いやすいよう設計している」という。

4K/30fpsのHDR動画を撮影可能。レンズの絞り値はF1.7。「高い解像度と浅い被写界深度を実現、明暗部での画像ノイズを抑え、細部まで鮮明な映像を撮影可能」という。センサーはクアッドベイヤー配列で、個々のピクセルサイズが2.4μmの大きさで、「低照度環境下でも高品質の映像を撮影できる」という。

デュアルネイティブISOとチップレベルでのHDR技術により、短時間でクリアな映像を捉え、薄暗い環境でも明部・暗部の階調を自然に表現する。カメラを90度回転させ、SNS向けの縦向き映像も撮影可能。

標準版のインテリジェント フライトバッテリーでは最大38分の飛行が可能。インンテリジェント フライトバッテリーPlusを使うと、最大51分飛行できる。DJI O2映像伝送技術により720p/30fpsのライブ映像を最大10km伝送できる(日本国内では6km)。最大風圧抵抗は10.7m/s。

予めプログラムされた飛行経路に従い機体が飛行しながら撮影するクイックショット機能も用意。ドローニー、ヘリックス、ロケット、サークル、ブーメランといったモードを用意する。

自動離陸機能を搭載。RTH(ホーム帰還)機能には、スマートRTH、ローバッテリーRTH、フェールセーフRTHがあり、信号ロストやバッテリー低下のような状況でも、機体を自動的にホーム地点まで帰還させられる。

GNSS信号、下方ビジョンシステム、赤外線検知システムを組み合わせ、安定した正確なホバリングを実現している。