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TANCHJIM、低音強化で約6,900円のリケーブルイヤフォン

「OLA BASS iS」

ゲートは、TANCHJIMブランドのイヤフォン2機種を12月23日に発売する。価格はともにオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、リケーブル可能な「OLA BASS iS」が6,900円前後、USB-Cコネクタを備えた「ZERO DSP」が3,400円前後。

OLA BASS iS

イヤフォン「OLA iS」の低域を強化したモデル。「ポップミュージックの表現力を高め、没入感のある音楽体験をもたらす」としている。

筐体は、精密CNCで加工された航空宇宙グレードのアルミニウム合金フェースプレートと、人間工学に基づいたカナル型透明PCキャビティで構成。多くの人の外耳道にフィットし、滑り落ちにくいという。

TANCHJIMが独自に開発した第4世代DMTダイナミックドライバーを搭載。FEM解析とFEA有限要素シミュレーションで解析して磁気回路の最適化、サスペンションの質量の削減、振動板の剛性の調整などの改良を行なったとする。

振動板には、Tiドームの高分子複合構造振動板を採用。歪みを大幅に低減し、広いダイナミックレンジを実現した。

イヤフォン側端子は0.78mm2ピン。独自の4枚葉式弾性ケージスリーブを備えた特殊な構造のため、ケーブルは純正の使用を推奨しているとのこと。銀メッキLitz単結晶銅を使用したケーブルが付属する。プラグは3.5mmステレオミニ。

再生周波数帯域は7Hz~45kHz。感度は126dB/Vrms@1kHz。インピーダンスは16Ω±10%@1kHz。THDは0.062%以下@1kHz 94dB。

ZERO DSP

「ZERO DSP」

イヤフォン「ZERO」の接続プラグをUSB-C端子に変更し、スマホなどにそのまま接続できるようになった。24bitデュアルDACを内蔵し、最大96kHzの出力に対応する。

柔性マイクロファイバーエッジ+ベリリウムメッキドーム複合構造の振動板を採用。7Hz~50kHzの幅広い再生周波数帯域を実現し、「鮮明な結像感、明確なディテール、はっきりした低音、優れた遮音性能と空間表現により、打撃音、足音などがはっきりと聞き取れる」としている。

ケーブルは4N OFC銅・銀メッキワイヤとケブラーを使用したリッツ耐酸化構造を採用。不活性素材のシースで絡みにくいという。マイクも備えている。

感度は118dB/Vrms@1kHz。インピーダンスは32Ω±10%@1kHz。THDは0.5%以下@1khz 94dB SPL。