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JBL、無線アクティブモニタースピーカー「4329P」発表。「リスニングを次のレベルへ」

「4329P」ナチュラル ウォールナット

HARMAN Luxury Audio Groupは、1月5日からラスベガスで開幕する「CES 2023」に先駆けて、イベント「HARMAN Explore」を開催。JBLブランドの新アクティブモニタースピーカー「4329P」を発表した。海外で2023年第2四半期発売予定、価格はペアで4,500ドル。別売のフロアスタンド「JS-80」も用意する。

高域は、「2409H」1インチ コンプレッションドライバーとHigh-Definition Imaging(HDI) ホーンを組み合わせ、低域は「JW200P-4」8インチ・ピュアパルプ・ブラックペーパーコーンウーファーを搭載。

ウーファー用には250W、コンプレッションドライバー向けには50Wと、個別のアンプを搭載。どちらもDSPによって正確に制御され、「各ドライバーがシームレスにブレンドされ、ダイナミックで没入感のあるリスニング体験を生み出す」という。

「4329P」ブラック ウォールナット

JBLは、小型のアクティブモニター「4305P」を既に発売しているが、今回発表した4329Pは、「ステップアップコンプレッションドライバー、大型の8インチウーファー、小型の兄弟機の2倍となるアンプパワーにより、リスニングを次のレベルに引き上げる」としている。また、その性能は、「はるかに大型で、はるかに高価なパッシブラウドスピーカーの性能に匹敵し、外部コンポーネントの複雑さを追加することなくそれを実現する」という。

既発売の小型アクティブモニター「4305P」

Google Chromecast、AirPlay 2、Bluetooth 5.3の受信が可能で、BluetoothはaptX Adaptiveコーデックもサポート。有線と無線どちらのネットワークにも対応し、192kHz/24bitのDACも搭載。スピーカーだけで、ワイヤレスで音楽を再生できる。MQAやRoonにも対応している。

ネットワークだけでなく、USB、光デジタル、3.5mmアナログステレオ入力も搭載。XLR/TRSフォノ入力も備え、モニタースピーカーとしても使用可能。仕上げはナチュラル ウォールナット、ブラック ウォールナットを用意する。