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“究極のスピーカーセレクター”を謳う「Conclusion C-SS1」

Conclusion C-SS1

港北ネットワークサービスは、“究極のスピーカーセレクター”を謳う「Conclusion C-SS1」のクラウドファンディングを開始した。目標は600,000円で、2023年2月14日まで。支援プランは通常価格から5% OFFで購入できる66,000円のプランなどを用意する。配送予定は2023年4月頃の予定。

多数のオーディオ機器を店頭に展示しているハードオフオーディオサロン吉祥寺店の宮澤康久店長が、同社のラインセレクター「C-AS1」を使用。それに関心し、高音質スピーカーセレクターを提案し、開発されたのが「Conclusion C-SS1」だという。

普及タイプのスピーカーセレクターは、切り替えをリレーではなくローターリーやプッシュ式の接点を使い、しかもマイナス側はアースに落としているものが一般的。C-SS1の特徴は、プラス側とマイナス側、それぞれにリレーを用いたこと。

また、スピーカーに流れる音楽の信号は、微小な信号から急な大信号(大電流)まで含まれるため、大電流に対応したリレーが必要になるが、微細な表現を必要とする小信号には不向となる。

そこでC-SS1では、大電流リレーと小信号リレーをパラレルに配置。小信号リレーは金接点を採用したクロスバー接点で、微小な信号もロスなく伝達するという。

また安全を考え、大電流リレーが先にオンになってから小信号リレーが接続されるタイムディレイ制御を搭載。小信号リレーに大電流が流れることを防いでいる。

ターミナルの固定金具は非磁性体の真鍮を採用。信号によって磁場が発生するのを防いでいる。切り替え用のリモコンも付属。

接続できる機器はアンプ1系統×スピーカー3セット。またはアンプ3系統×スピーカー1組。2台組み合わせてアンプ3系統×スピーカー3組にすることも可能。消費電力は5W。外形寸法は430×250×80mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。

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