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EARMEN、アクティブスピーカーと連携できるDAC内蔵ヘッドフォンアンプ。11万円

DAC内蔵ヘッドフォンアンプ「ST-AMP」

ユキムは、EARMENのDAC内蔵ヘッドフォンアンプ「ST-AMP」を5月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。プリアンプとして使うこともできる。

最新のEARMEN製品に共通するフルバランス回路、 高出力設計をベースに、 高いSN比と低THDを実現。アルミケースと大きなボリューム・ノブがデザインアクセント。ヘッドフォンの能力を引き出 すアンプとしてだけでなく、「アクティブスピーカーとのフィッティングにおいてもタイムリーな存在になる」としている。

フルバランス設計で構成しているほか、シングルエンド信号においても全く同じトポロジーを採用しているため、設計の利点を活かした位相ズレや歪みがほとんど出ない、特別なバランス出力になっているという。

ヘッドフォン出力には、実績のある「TPA6120オペアンプ」× 2台を搭載。 音量調整には、音色変化のない高品質バランス型ALPSポテンショメーターを採用している。

126dBを超えるダイナミックレンジを誇り、「完璧な位相バランスと驚異的なダイナミクスで、あたかも コンサートホールにいるような臨場感を味わえる」とのこと。

リニア電源を搭載し、要求の厳しいヘッドフォンにも十分な電力を供給。フルパワーでも優れた特性を維持するという。

デジタル入力はUSB B。アナログ入力はRCAシングル、4.4mmバランスで、同時接続時はバランス優先。出力は4.4mmバランス、RCAシングルを各1系統装備。ヘッドフォン出力は4.4mmバランス、6.35mmシングルエンド。

DACチップは「ES9280」で、PCM 384kHz、DXD 768kHz、DSD 128までの再生に対応。外形寸法は170×150×30mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.1kg。