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FOCAL、ベーシックラインでも“フランスメイド”の新スピーカー「VESTIA」

2ウェイブックシェルフ「N゜1」ダークオーク

ラックスマンは、FOCALのスピーカー、ベーシックラインの新シリーズ「VESTIA」(ヴェスティア)を6月末に発売する。価格は、2ウェイブックシェルフ「N゜1」がペア165,000円、3ウェイフロア型「N゜2」がペア330,000円、センターの「Center」が1台99,000円。いずれもカラーはブラック、ダークオークを用意する。

「N゜1」ブラック
3ウェイフロア型「N゜2」ブラック

専用スタンドとして、ブックシェルフ向けの「N゜1 Stand」をペア44,000円、センター向け「Center Stand」を1台22,000円で用意する。

ブックシェルフ向けの専用スタンド「N゜1 Stand」を使ったところ
センター向け「Center Stand」と組み合わせたところ

ベーシックラインだが、FOCALの本社工場ですべてが生産される“フランスメイド”のスピーカー。

低域には、カーボンファイバーにサーモプラスチックポリマーを含侵成形した複合材による高性能振動板スレートファイバーコーンを採用。VESTIA専用ユニットとなる。

マグネットの大型化やボイスコイルの改良により、ミッドバスは優れたバランス特性を誇り、ウーファーはダイナミックで豊かな低域を再現。

高域にはカーオーディオ用ユニットとして先行開発されていたTAM(アルミ・マグネシウム製M字型)ツイーターを採用。口径は25mm。構造変更とボイスコイルサイズの拡大により、帯域を広げパワーハンドリングと熱圧縮による特性の乱れを改善。後方音波を捕捉して吸収する新たな音響チャンバーにより、優れたインパルス応答を実現し、正確で歪の少ないサウンドを獲得したという。

2ウェイブックシェルフのN゜1は、25mm Al/Mgインバーテッド・ドームTAMツイーターと、16.5cm径スレートファイバー・ミッドウーファーを各1基搭載。周波数特性は56Hz~30kHz(±3dB)、出力音圧レベルは89.5dB。定格インピーダンスは8Ω。外形寸法21.9×26×38.7cm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1台7kg。

3ウェイフロア型N゜2は、25mm Al/Mgインバーテッド・ドームTAMツイーターと、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファー、さらに16.5cmスレートファイバー・ウーファー×2基を搭載する。周波数特性は47Hz~30kHz(±3dB)、出力音圧レベルは91.5dB。定格インピーダンスは8Ω。外形寸法は、25.6×37.1×101.2cm(幅×奥行き×高さ)。重量は1台22kg。

センターのCenterは、25mm Al/Mgインバーテッド・ドームTAMツイーターと、16.5cmスレートファイバー・ミッドウーファー×2基構成。外形寸法は53.7×25.9×21.6cm(幅×奥行き×高さ)、重量は10kg。