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iFi、手持ちイヤフォンを無線化するBluetoothアダプタ

トップウイングサイバーサウンドグループは、手持ちイヤフォンを無線化する、英iFi audioのBluetoothアダプタ「GO pod」の単体発売を7月7日より開始する、価格は59,400円。

なお、GO podの単体販売に伴い、須山歯研で受け付けていた「Fitear MH」シリーズとのバンドルセットは、7月6日をもって終了となる。

Fitear MHシリーズとの接続例

「リケーブル可能なインイヤーモニター(IEM)をワイヤレス化するために設計した」という、Bluetoothアダプタ。Bluetooth、DAC、アンプの3ステージを分けて実装する事で、他とは一線を画すサウンドとなっている、と謳う。

チップセットには、Qualcomm製のQCC5100シリーズを採用しており、Snapdragon SoundプラットフォームとBluetooth 5.2をサポート。LDAC、LHDC/HWA、aptX Adaptive、aptX HD、aptX LL、aptX、AAC、SBCなど、主要なコーデックに対応した。

使用イメージ

DACはシーラスロジックのMasterHIFIチップを、左右に1つずつ使用。超高感度IEMでの超低歪みとバックグラウンドの静寂さを確保すべく、バランス出力信号を伝送するアンプステージを設計。~16Ω/~32Ω/~64Ω/~300Ωの自動インピーダンス検知機能も備える。さらにTDKのC0G多層セラミック・キャパシターや太陽誘電やムラタのインダクターにより、低ESR(等価直列抵抗)と高いリニアリティを実現し、高い音質に寄与しているとする。

イヤー・ループ部分は取り外しが可能で、付属するMMCXと2ピンタイプを好みに取り付けることが可能。今後は、Pentaconn、T2、A2DCタイプのイヤー・ループも別売予定という。

アダプター前面のアルミニウム・パネルはタッチ・コントロールになっており、音楽再生や一時停止、前後トラックに移動、電話応答、着信リジェクト、ボイスアシスタントなどが操作できる。アダプタはIPX5の防水仕様。

バッテリー持続時間は、アダプタ本体で最大7時間、充電ケースの併用で30時間。充電時間は、本体が1.5時間でケースが2時間。ケースはQiワイヤレス充電とUSB-C急速充電に対応する。

外形寸法/重量は、アダプタが43.5×16.4×9.5mm/12g(片側)、ケースが116×76×38.5mm/126g。