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iFi、トランス鳴きを抑える大電流対応版「DC Blocker+」

電源アクセサリー「DC Blocker+」

トップウイングサイバーサウンドグループは、英iFi audioブランドの新製品として、オーディオ用電源アクセサリー「DC Blocker+」を15日より発売する。価格は22,000円。

機器側インレットと電源ケーブルの間に挿入することで、主電源における直流(DC)電圧の干渉を取り除くという「DC Blocker」(19,800円)の大電流対応版。DC Blockerが最大7A以下/連続4Aまでに対し、今回発売するDC Blocker+では、最大14A以下/連続10Aまで対応している。DC Blocker+発売後もDC Blockerは併売する。

オーディオ機器に一般的に搭載されているACトランスの場合、主電源にかなりの直流(DC)電圧が干渉することでトランスは飽和状態となり、結果、耳障りな機械的ハム音(トランス鳴き)を発生させる可能性がある。トロイダルトランスを搭載したアンプでは、この現象が顕著に現れ、アンプの電力供給にも影響を与える可能性があるとのこと。本製品は、電源の直流成分をカットすることで、トランス鳴きを抑える効用があるという。

定格電圧は90~240Vで、定格電力は1000W(100V)、2200W(220V)。入出力にはホスピタルグレードIECコネクター(3ピン)を使用している。外形寸法は75×46×32mmで、重量は80g。