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水曜どうでしょう新作は「懐かしの西表島」。先行上映会に“藩士”約5万人
2023年7月3日 12:43
7月2日、全国200を超える劇場で、人気バラエティ番組「水曜どうでしょう」2023年新作のライブ・ビューイング先行上映会が行なわれ、約5万人の“どうでしょう藩士”が新作を見届けた。
先行上映会では、番組に出演する大泉洋と“ミスター”こと鈴井貴之、そしてディレクター陣の登壇が予告されていたが、どの劇場に登場するかは秘密のまま当日を迎えることに。4人からなる「どうでしょう軍団」は地元・北海道のユナイテッド・シネマ札幌に登場するや、場内は大歓声と大きな拍手に包まれた。
今回上映された最新作は、2022年の夏に撮影された「懐かしの西表島」。かつて軍団が「虫追い」をするために訪れ、現地ガイドのロビンソンに振り回されまくった思い出の場所を再訪しよう! という企画だったが、まさにいざ出発! というその朝、一行は思いもよらぬ大問題に見舞われてしまう……。
多忙を極める売れっ子俳優・大泉に許されたスケジュールは4日間。しかし軍団の行く手を阻むその障害は、何もかもを食いつぶす勢いで拡大を続けているという。果たして4人はロビンソンに再会できるのか? なによりロビンソンは無事なのか…!? という番組史上類を見ない幕開けとなった。
苦笑や失笑、そして時に大爆笑が入り混じる中、会場で、ファンと同じく初めて編集された作品を鑑賞した鈴井・大泉はそれぞれに「本当にどうなるか分からない展開で、ワクワクが止まりませんでした」(鈴井)、「これを地上波で本当に放送するんでしょうか? 映画館でYouTubeを見ている気分でした。見どころは“滑り台”と“猫の小便”だけ!」(大泉)とコメント。
また編集を担当した藤村ディレクターは「第4話以降に流れるエンディングにご期待下さい! それまでは我慢!」、嬉野ディレクターは「鍛え抜かれたプロの皆さんをこの閉鎖された空間に閉じ込めて全話一気見、というのが功を奏したんじゃないでしょうか。普通の番組だったら作っていないであろう、水曜どうでしょうらしい安定の仕上がりだったと思います」と、それぞれに感想や思いの丈を語った。
この先行上映会では、本作の地上波放送にも触れられ、既報のとおり地元・北海道では2023年8月30日より全6週にて放送されることが発表された。放送直後にはオンデマンドサービス「hod」での有料配信も開始となる。そのほか、番組販売による全国での放送も順次行なわれる予定。
なお放送では、イベント中に撮影された前枠・後枠が追加され、上映された作品を一部再編集したテレビ版として放送されるという。
さらに北海道では、2005年放送の「激闘!西表島(全8話)」の再放送も7月2日から毎週日曜日にスタート。編集部で確認したところ、同企画はhodやNetflixでも配信されている。
そのほか劇場では、新作発表を記念して発売された関連グッズも販売。会場によっては品切れ状態のアイテムをあったといい、一部は再販売も検討中とのこと。詳細は決まり次第、番組公式ホームページなどで案内される。