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ピエール中野「ピッドホン2」、ANIMA「ANW2」、アシダ音響新ヘッドフォン

e☆イヤホンは8日、ベルサール秋葉原にてポータブルオーディオの展示・試聴イベント「ポタフェス 2023」を開幕。期間は9日までの2日間で入場は無料。

ここでは、ピエール中野がチューニングなどを担当している「ピヤホン」シリーズのブースや、Acoustuneとその姉妹ブランドANIMA、MADOOを扱うピクセルのブースなどをレポートする。

ピヤホン&Hi-Unit&AVIOT

ピヤホンブース

凜として時雨のドラマー ピエール中野がHi-UnitやAVIOTとコラボして展開する「ピヤホン」シリーズの専用ブースが会場2階入ってすぐの場所に設けられている。8月下旬に発売されるワイヤレスヘッドフォン「Hi-Unit 002-pnk」(ピッドホン2)の展示と試聴が行なわれており、9日にはピエール中野本人もブースを訪れるとのこと。Hi-Unit 002-pnkの価格はオープンプライス、店頭予想価格は39,600円前後。

「Hi-Unit 002-pnk」(ピッドホン2)

40mm径のダイナミックドライバーを搭載し、ハウジングカラーはブラックで、L側にはピエール中野氏の「PNK」ロゴが配される。前モデルは半開放型だったが、密閉型で迫力重視となっているのが特徴。

Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはSBCとAAC、aptX、aptX HDを、プロファイルはA2DP、HFP、HSP、AVRCPをサポート。3.5mmステレオミの入力端子も備え、有線接続でも使用できる。

Hi-Unitの新オンイヤースピーカー「HSE-BN8000」も用意されている。前モデルから着け心地をさらに突き詰め、耳掛け部分の見直しを行なったという耳掛けタイプのスピーカー。10月以降発売予定で価格は未定。

HSE-BN8000

Bluetooth 5.2準拠で、コーデックはSBCのみ対応。ドライバーには8×9mmの角形ドライバーが採用されている。マイクも備えており通話が可能。

Hi-Unit側のピヤホンなど既存製品も展示している

同じくピヤホンシリーズを展開しているAVIOTのブースも隣に展開しており、これまでのピヤホンシリーズのほか、現在予約受付中の「マクロスΔ」のコラボTWSなどが展示されている。

マクロスΔのコラボイヤフォン「TE-D01v-MCD」

ピクセル

ANW2

ピクセルのブースでは、ANIMAブランドの新製品TWS「ANW2」の試聴が行なわれている。LE Audioに対応しているのが特徴で、7月28日発売。価格は33,980円。

「ANW01」と同じく、サウンドプロデューサーのTAKU INOUEが音質を監修しており、音響設計も母体となるAcoustuneが担当。ANW02のサウンドは高音質コーデックの再生による「アーティストがスタジオで意図したサウンド」をターゲットにしている。

専用の機能拡張アプリ「ANIMA Studio」で、チューニングパターン変更や、システム音声変更機能「Advent Voice」も利用できる。

Acoustuneブランドでは、HS2000MX SHO -笙-/HS2000MX SHO -笙- MKII専用交換チャンバー「ACT06」「ACT07」の展示が行なわれている。なお、こちらは展示のみで試聴はできない。

ACT06
ACT07

MADOOブランドでは、過去数回にわたり参考出展品として展示されてきた「Typ821」の量産型サンプルが完成し、今回この量産型が初披露された。

Typ821の量産型サンプル

アシダ音響

アシダ音響のブース

アシダ音響のブースは、前回のポタフェスが大盛況だったことから、アテンドスタッフを増員して試聴観覧がしやすい状態でブースを展開中。

目玉となっているのは秋~冬頃発売のイヤフォン「EA-HF1+」。見た目は「EA-HF1」と同じ形状だが、中身や音質は全くの別物になっているという。プラグもonso製を採用した。カラーも4色展開となっている。

EA-HF1+
onso製のプラグを採用した

また、これまでも参考展示されてきたヘッドフォン「ST-31-02」はさらにブラッシュアップ。今年度中には発売を予定しているとのこと。

ST-31-02

人気モデルのヘッドフォン「ST-90-05」や、マイクを追加したヘッドセット「ST-90M-05」なども視聴用に用意している。

ヤマハは「HA-L7A」×「YH-5000SE」試聴。JBLなどは発売済みの新製品を展開

ヤマハの超弩級ヘッドフォンアンプ「HA-L7A」

ヤマハのブースでは、超弩級ヘッドフォンアンプ「HA-L7A」が今回も参考展示で登場。L字型のような形状が特徴で、2つの丸い突起が見えるのが電源、手前側がアンプ部分。ヘッドフォンアンプとしての出力は1,000mW + 1,000mW(32Ω 1%)。同社のハイエンドヘッドフォン「YH-5000SE」での試聴を行なっている。

YH-5000SE

JBLのブースでは、発売してすぐに人気モデルとなったケースに画面の付いたTWS「TOUR PRO 2」をメインに、ゲーミングの「QUANTUM」シリーズなどを展示している。

TOUR PRO 2
QUANTUMシリーズも多数展示中

すでに発売済みではあるが、キヤノンのライトとBluetoothスピーカーが一体型となった「albos Light&Speaker」も異色を放っている。アルミ削り出しのボディに360度に音が広がるスピーカーを備え、上部のライトを動かすことで、音の聴こえ方が調整できる製品となっている。

albos Light&Speaker
albos Light&Speaker

耳掃除専門店「カレイドスコープ」のブースでは、耳を傷つけずに掃除するためのローションと綿棒のセットを販売しているほか、自分の耳穴の中をカメラで撮り、その映像を確認しながら耳掃除の仕方をレクチャーしてもらえる。

耳掃除専門店「カレイドスコープ」のブース
耳掃除用のローションセットが販売されている